(狩猟をしたか)
　もう一つ大きな話は、T-REXは狩をしていたという事を当然のように
喋っていますが、実は、T-REX、これほど体が大きくなると、SUEほど
体が大きいT-REXが狩をしていたかは、僕は疑問なんです。

それはどうしてかというと、T-REXの手の小ささです。T-REXは脚の大
きさや筋肉量から、時速15kmほどで走ったのではないかと考えられて
います。人間が自転車をこぐほどの速さですね。人間が自転車をこいで
いて、転んで手をつけなかったら大怪我をすると想像がつきます。

例えば体重5-60kgの人間が自転車に乗って転べば大怪我をするのに、
体重6tのT-REXが獲物を追って時速15kmで走って転んだら、手をつく
ことも出来ず、頭から落ちることになりますよね。いくら頸が頑丈だから
といって、脳が粉々になるしかないと思う。6tの体重がこの高さからドス
ンと地面に落ちたとすれば、ものすごい衝撃だったと思うので、生きてい
ることはまず不可能だったと思う。

T-REXは狩をするのはとても危険なことと考えたとしか思えません。