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恐竜進化の最初の5千万年 9.30.08
  ブリストル大ニュース
  似たような論文があったなと思ったら、同じ著者らにより最近、恐竜の繁栄は2度
 の幸運から
という内容の論文がサイエンスに掲載されたばかりでした。
 さて、今度の論文では、恐竜が生態系の支配者になるまでには、その起源から5千
 万年はかかっていることを示しています。恐竜の起源は約2億3千万年前、そして、
 3千万年後、1億9960万年前の三畳紀・ジュラ紀境界の大量絶滅を潜り抜けましたが
 著者によると、恐竜が進化放散するには5千万年かかり、その道筋も単純ではない
 のだそうです。
 Brusatte, S.L., M.J. Benton, M. Ruta, G.T. Lloyd. 2008.
 The first 50Myr of dinosaur evolution: macroevolutionary pattern and
 morphological disparity
 Biology Letters DOI 10.1098/rsbl.2008.0441 アブストラクト

化石のクオリティと恐竜の命名 9.18.08

恐竜の繁栄は2度の幸運から 9.14.08

日曜インタビュー:肉食恐竜の歯を今夏発見した、宇都宮聡さん /石川 9.01.08
  毎日新聞
  石川県白山市(旧白峰村)で肉食恐竜歯化石を発見した、「伝説のサラリーマン化石
 ハンター」に、化石との出会い、発見時のエピソードなどを。

恐竜の多様化は「絶滅の数百万年前」、定説覆す研究結果7.25.08
  AFPbb
  G. T. Lloyd et al. 2008.
  Dinosaurs and the Cretaceous Terrestrial Revolution
  Proc. R. Soc. B doi:10.1098/rspb.2008.0715
  アブストラクト 論文ダウンロードできます。

1億年前の恐竜の化石、相次ぎ発見か 湖南省株洲市 7.02.08
  レコードチャイナ 浙江省文物局ニュース 人民網天津
 化石は株洲市天元区蓮花小区二期工地で6月23日に最初に発見されました。
約3tの岩を爆破したところ化石骨のようなものが現れ、、資料を中国科学院古脊
椎動物与古人類研究所で鑑定し、恐竜化石と判明したものです。
現在のところ、大腿骨、趾骨など30点あまり産出しているそうです。
大腿骨長は約77cm、趾骨長は約22cmあり、腰部の高さ約2mの大型恐竜と推定
されているそうです。

中国甘粛省酒泉地区公婆泉盆地前期白亜紀恐竜化石 7.02.08
  地質学報2008年1期pp.139-144 アブストラクト
  公婆泉盆地で発掘された恐竜を紹介し、その年代は遼寧省の熱河群より派生
 した後のものであるとしています。

米ユタ州南部で化石発掘 6.17.08
  Salt Lake Tribune Deseret News Utah BLM News
  Burpee自然史博物館

バーチャル恐竜により、その動きなどを解析 5.23.08
  Mallison, H. 2007.
  Virtual Dinosaurs -- Developing Computer Aided Design and Computer Aided
 Engineering Modeling Methods for Vertebrate Paleontology.
 Ph.D. dissertation, Geowissenschaftliche, Eberhard-Karls-Universität Tübingen, 102 pp.
 論文

 主にプラテオサウルスの個々の骨についてデジタル化し、その骨を用いてバーチャル骨格を
 組立てています。さらに筋肉をつけ生体に復元しています。そしてその歩行のしかたなど解析
 しています。

福井県立恐竜博物館:竜脚類の進化探る 中国と共同研究、きょうから浙江省で5.18.08
  毎日新聞 読売新聞 各14日付 
  5月14日から2週間、浙江自然博物館と共同で竜脚類の研究を行うそうです。ドンヤンゴ
 サウルスと福井で昨年発見された竜脚類の比較研究など、東洋一副館長以下4名派遣。

Camptosaurus 骨格にジュラ紀のカツオブシムシ食害の跡 5.06.08
  Brooks B. Britt, Rodney D. Scheetz, Anne Dangerfield 2008.
  A Suite of Dermestid Beetle Traces on Dinosaur Bone from the Upper Jurassic
  Morrison Formation, Wyoming, USA
  Ichnos, Vol.15, Issue 2 April 2008 , pp 59 - 71 DOI: 10.1080/10420940701193284
  アブストラクト ブリガムヤング大ニュース
  恐竜化石に穿たれている穴は何の仕業か?こんな疑問からこの研究は始まったそう
 です。1955年にワイオミング州メディシンボウで発見された、1億48百万年前の関節した
 カンプトサウルス骨格にある食害の跡は皮骨にある顎で齧った跡、穿孔、浅い穴および
 関節面にある深い曲がりくねった溝や穿孔です。顎で齧った跡から、これらはカツオブシ
 ムシ科甲虫の仕業であることがわかりました。モリソン層及びシダー層から産出した5000
 以上の化石骨を調べた結果、この虫が食べた跡は普通に見られることがわかりました。
 
 また、カツオブシムシが活動する気候から、当時のワイオミングが湿度60~80%、気温25
 ~30℃だったと推定できるそうです。また、カツオブシムシ科甲虫自体、これまで考えら
 れていたより48百万年前までその存在が遡るそうです。
 
Mastodon と Tyrannosaurus rex の分子による系統 4.25.08
  Chris L. Organ, Mary H. Schweitzer, Wenxia Zheng, Lisa M. Freimark, Lewis C. Cantley, John M. Asara 2008.
  Molecular Phylogenetics of Mastodon and Tyrannosaurus rex
  Science 25 April 2008: Vol. 320. no. 5875, p. 499 DOI: 10.1126/science.1154284

  16~60万年前のマストドン(Mammut americanum)及び68百万年前のT-REXの骨からコラーゲン
 が検出されたことは、2007年4月に報告されています(※)。今回は、これらのコラーゲンと現生動物
 から取り出されたコラーゲンを分析して、分子系統からこれらの動物の系統を解析しています。
 魚類から哺乳類まで21種類の現生動物のコラーゲンを用いて系統解析をしたところ、マストドンの
 コラーゲンはアフリカゾウと、T-REXのコラーゲンはニワトリと高度な類似性があることが判りました。
 ただし、グリーンアノールがアリゲーターと恐竜よりも哺乳類に近縁というミスも出ましたが、これは
 限られた資料で解析したためとしています。
 もちろん、形態からこの結果は明白なことです。しかし、化石資料から抽出されたコラーゲンを用い
 た系統解析により同様な結果が出たことは、今後保存の良い化石標本から取り出された資料を用
 いてさらに精度の高い詳細な分析がされる第一歩と言え、また形態と相補して恐竜の系統がさらに
 解明されることを予想させます。
 ※J. M. Asara, M. H. Schweitzer, L. M. Freimark, M. Phillips, L. C. Cantley, Science 316, 280 (2007)
   [Abstract/Free Full Text]

 ニューサイエンティスト ハーバード大ニュース ノースカロライナ州立大ニュース

中国遼寧省で竜脚類化石発掘 3.26.08
  新浪網 新華社
  遼寧省朝陽市北票市(中国では大きい市の下に小さい市があります)上園鎮で、農
 民が最近小山の頂上部で発見したものだそうです。
 現在、朝陽市国土資源局化石事務室で発掘をしています。直径10m、深さ8mほどの
 穴が掘られ、長さ5mほどの頚椎骨格が発見されているそうです。また、腰椎、肢骨
 なども確認されているそうです。これは朝陽市で初めて発見された大型竜脚類化石
 になります。 
 
米アイダホ州で恐竜化石 2.21.08
  KPVI-TV動画あり
  アイダホ州立大の学生L.J. Krumenackerが昨夏アイダホ州で発掘中に発見したものです。
 報道では恐竜の種類などにはふれていません。比較的小型2.5m程度と言っています。
 
中国江西で恐竜卵化石産出 2.19.08
  中国新聞網
  江西の贛州(かんしゅう)市経済開発地区で工事現場から15個の恐竜卵化石が発見された
 そうです。

大型竜脚類はどのようにその体を維持していたか 2.07.08
  ボン大学ニュース ボン大学ニュース(独語、写真あり) FOX
  大型竜脚類はどのようにその体を維持していたか、消化のシミュレーションなどで解明しようと
 しているボン大学の研究者の様子を紹介しています。
 参考:ボン大学竜脚類恐竜研究

恐竜は10歳足らずで繁殖可能だった 1.17.08
  AFPRB カリフォルニア大バークレー校ニュース
  Andrew H. Lee, and Sarah Werning
  Sexual maturity in growing dinosaurs does not fit reptilian growth models
  PNAS DOI:10.1073/pnas.0708903105
  
恐竜を絶滅させたのは昆虫か? 1.08.08
  ユーレカアラート ネイチャーブログ
  オレゴン州立大のGeorge Poinar らの新著
 What Bugged the Dinosaurs? Insects, Disease, and Death in the Cretaceousでは、
 恐竜を絶滅させたのは病原体を媒介する昆虫だったとしています。

スペインの恐竜大墓地 12.11.07
  ナショナルジオグラフィック
  以前お知らせした気がします。少なくとも8種類の恐竜が発見されているそうです。

日本恐竜のルーツ探る 福井県立博物館がタイで発掘調査 12.03.07
  中日新聞
  3ヵ年計画で調査を開始しました。タイ恐竜発掘レポート2007

「恐竜の呼吸器系はペンギン並に効率がよかった」、英研究報告 11.10.07
  AFPBB
  先日紹介した鉤状突起のニュースです。

肋骨にある鉤状突起の呼吸メカニズムにおける働きについて 11.08.07
  現生鳥類の肋骨にある鉤状突起は、呼吸に欠く事のできないもので、肋骨や胸骨の動きを
 増大させる働きがあるそうです。マニラプトル類恐竜にも同じものがあり、同様の働きをしたそ
 うです。また、現生の鳥類においては、鉤状突起は水中に潜る種類で最も長く、走鳥類では
 短い、特殊化していない飛行する鳥類では中間の長さということです。
  Jonathan R. Codd, Phillip L. Manning, Mark A. Norell, Steven F. Perry
  Avian-like breathing mechanics in maniraptoran dinosaurs
  Proceedings of the Royal Society B DOI 10.1098/rspb.2007.1233
  論文ダウンロードできます。

 Peter G. Tickle, A. Roland Ennos, Laura E. Lennox, Steven F. Perry and Jonathan R. Codd
 Functional significance of the uncinate processes in birds
 Journal of Experimental Biology 210, 3955-3961 (2007) doi: 10.1242/jeb.008953

 http://hss.ulb.uni-bonn.de/diss_online/math_nat_fak/2004/codd_jonathan/text.pdf

 BBC MSNBC マンチェスター大ニュース

中国内蒙古自治区で17件の恐竜化石発見 10.22.07
  新華社 中国広播網
  内蒙古自治区、烏拉特后旗巴音満都呼恐竜化石保護区で、発掘チームが恐竜化石
 17件を発見したそうです。原角竜類、ヨロイ竜類、恐竜卵などが含まれるそうです。

中国新疆ウイグル自治区奇台で、再び大型恐竜化石発見 10.17.07
  新華社
  昨年、奇台の恐竜溝から発見された恐竜化石は、大いに中国マスコミで報道されました。
 恐竜溝の2号坑から、大型脊椎骨と肋骨が現れています。報道によると、長さ4m幅2m、重
 さ4tになるそうです。

内蒙古二連浩特の恐竜墓地は面積800㎡ 10.15.07
  新華社
  二連浩特では2006年以来発掘が続けられ、恐竜化石が埋蔵された区域は延べ800㎡に
 及び、中国国内の後期白亜紀のサイトとしては最大ということです。

東洋一博士、中国浙江省東陽市の恐竜化石を調査 9.25.07
  東陽市人民政府網 浙江在綫
  9月22日、福井県立恐竜博物館の東洋一博士らは、浙江省東陽市の恐竜化石発掘現場を
 訪れ、化石の寸法などを測ったそうです。また、他の資料と比較検討し、浙江自然博物館の
 金幸生とともに、ティタノサウルス科の新属新種と判断したそうです。また、その中国名は東
 陽竜となる可能性大ということです。(ティタノサウルス科という分類群名を使うことには全く問題がないとは
  言えませんがTaxon search)


恐竜と現生脊椎動物間における骨ガン有症率の比較 9.20.07
  L.C. Natarajan, A.L. Melott, B.M. Rothschild, L.D. Martin 2007
  Bone Cancer Rates in Dinosaurs Compared with Modern Vertebrates
  Quantitative Biology アブストラクト(論文ダウンロードできます)

  爬虫類の骨ガン有症率からは恐竜の骨ガン有症率が0.142%と推定され、また鳥類の骨ガン有症率
 からは、恐竜のそれは0.048%とされるのに対し、708個体の恐竜標本を調査すると、異常なほど高い
 有症率になるのだそうです(論文中具体的数字は出ていない感じです)。
 著者らは大量絶滅は他の星からのガンマ線などにより引き起こされたという仮説で研究しているので、
 これもその一環でガンマ線などにより骨ガンが引き起こされ、恐竜絶滅の原因となったとしているよう
 に見えます。
 参考:ニューサイエンティスト2004.9.24

中国浙江省東陽市の恐竜化石発掘現場 9.13.07
  金華新聞網
  9月4日付で紹介した「恐竜化石王国」発掘現場の紹介です。既に3mほど発掘し、この恐竜の体長は、
 10mほどになるのではと紹介しています。といってもどんな種類なのかまだわからないようです。地層は
 約6500万年前としています。

ののちゃんのDo科学 大昔に栄えた恐竜 なぜ滅んだの? 9.05.07
  朝日新聞
  題からすると絶滅の理由かと思いますが、本文は恐竜の色についてです。
 「恐竜の色はいいかげん」という某トリビア番組が以前ありました。実際にはどのように図
 鑑の恐竜の色は塗られているのか、少し参考になるかも。小田隆さんのイラスト(トリケラ
 トプス)が掲載されています。

中国浙江省東陽市で恐竜化石 9.04.07
  中国新聞網 東陽市人民政府網
  浙江省東陽市は金華市の中にある市です。9月2日、白雲街道に接する官亭社区白殿
 小区の住民、李永財が、胡公山西側のソバ畑で赤褐色の直径10cmほどの骨頭を発見し、
 当局に報告したことから、明らかになったものです。
 浙江自然博物館の副館長、金幸生(この方は以前、福井県立恐竜博物館にもいました)ら
 が現場を発掘し、3個の"骨頭"を発見しましたが、これは恐竜の椎骨だったそうです。しか
 し、これだけでは恐竜の種類は不明であり、また現場の地形が複雑なので、全身骨格が
 期待できるかどうかもわからないそうです。他の報道では竜脚類としています。
 東陽市では1981年に恐竜の化石が発見されたほか、2005年前半に恐竜の肢化石、2006
 年5月9日には恐竜卵化石が発見されており、金幸生は、東陽市の地下には一大恐竜化
 石王国が眠っていると断言しているそうです。

恐竜は速かった、陸上3冠ゲイもビックリ 9.03.07
  日刊スポーツ
  一般紙と同じ程度に紹介していますね。

中国内蒙古自治区で珪化木と恐竜化石発見 8.29.07
  新華社
  内蒙古自治区興和県城関鎮の南15km二台子鎮勝夭村から0.5kmの所で約1億年
 以上前の地層から珪化木を産出したそうです。また、恐竜化石は二台子鎮嶺家溝の
 南、興和県から6kmの所から産出し、烏蘭察布市地質生物研究所の鑑定では、ジュ
 ラ紀の小鳥竜に属するとしています。小鳥竜とは、Ornitholestes のことをいうようで
 す。

Expedition Mongolia 8.28.07
  ロイヤル・ティレル博物館がモンゴル・ゴビで現在発掘をしています。8月19日のモン
 ゴル到着から、24日までの様子がアップされています。

恐竜の最大速度を推定 8.22.07
  William Irvin Sellers & Phillip Lars Manning
  Estimating dinosaur maximum running speeds using evolutionary robotics
  Proceedings of The Royal Society B
  FirstCite Early Online Publishing DOI: 10.1098/rspb.2007.0846
  論文ダウンロードできます。

  エミュー、ダチョウ、ヒトの3種類の現生2足歩行動物と、Compsognathus; Velociraptor;
 Dilophosaurus; Allosaurus; Tyrannosaurus という5種類の恐竜のシンプルな筋骨格系を
 つくり、その最大速度を求めています。その結果、現生の方では妥当な結果が得られた
 そうです。恐竜はどうでしょう。
 AFPBB 読売新聞 中日新聞

米ブリガムヤング大のチーム、モアブ近郊で竜脚類骨格を発見 8.12.07
  BYU NewsNet
  地球科学博物館のチームがアパトサウルスと見られる骨格を発見したそうです。恥骨、大腿
 骨、胸胴椎から尾椎にかけて、いくつかの椎骨、それに12から15の頚椎骨が発見されている
 そうです。大腿骨長は約5フィートとということなので、約1.5mほどでしょうか。

福井、竜脚類左前肢尺骨と見られる化石発掘 8.12.07
  福井新聞 朝日 読売 中日
  8月3日、福井県立恐竜博物館の野田芳和主任研究員が発見。前回発見された上腕骨から
 約3m下流側だそうです。同一個体と推定されるそうです。8月10日から31日まで同博物館で
 展示されるそうです。

欧州最大の恐竜の墓場か スイス 8.12.07
  CNN.co.jp
  独との国境に近いスイスのフリック村でプラテオサウルス2体発掘。以前から恐竜化石が発
 見される地域ですが、今回の発掘により、恐竜化石の埋まっている面積がかなり広がったそ
 うです。

恐竜の登場はそんなに急速ではなかった 7.20.07
  米ニューメキシコ、Hayden発掘地の上部三畳系チンリ層で発見された化石群集から、
 恐竜は、三畳紀後期に急速に登場し置き換わったのではなく、それ以前の生物群と
 共存し、置換には1500から2000万年かかったということです。
 サイエンス 7月20日号 カリフォルニア大バークレー校リリース
 Randall B. Irmis, Sterling J. Nesbitt, Kevin Padian, Nathan D. Smith, Alan H. Turner,
  Daniel Woody, Alex Downs

 A Late Triassic Dinosauromorph Assemblage from New Mexico and the Rise of Dinosaurs
 Science 20 July 2007: Vol. 317. no. 5836, pp. 358 - 361 DOI: 10.1126/science.1143325

恐竜の性的成熟は完全に成体になる前から 7.20.07
  MSNBC
  恐竜の性的成熟は、個体成長が完全に成体になるより結構前からという研究です。
 巣に入った状態など繁殖行動をしている化石でも、成体とは限らないようです。
 Gregory M. Erickson, Kristina Curry Rogers, David J. Varricchio, Mark A. Norell, Xing Xu
 Growth patterns in brooding dinosaurs reveals the timing of sexual maturity in
 non-avian dinosaurs and genesis of the avian condition
 Biology Letters 10.1098/rsbl.2007.0254

欒川盗竜の学名は 7.05.07
  中国網英語版
  Luanchuan Daolong と書いてあるのですが、まだなんともいえません。
 種小名は盗竜の音読みですね。

河南省国土資源庁、新発見の恐竜3種発表 7.04.07
  中国新聞網 中国新聞網 今報網 人民網 化石網 人民網 人民日報日文版
  Recordchina それぞれ写真あります
  河南省の汝陽欒川(ルアンチュアン)で発見された白亜紀恐竜化石群について、
 報道発表をしました。特に3種の恐竜については骨格標本を展示しています。

 汝陽恐竜化石群に属するものとして、
 ・汝陽黄河巨竜:これはパンテオンでも紹介しました。Huanghetitan ruyangensisです。
  報道では体長18m、肩の高さ6m、肩の幅3m、腰の高さ5.1m、腰の幅2.8mとしていま
  す。体重は60tにもなるとしています。
 ・洛陽中原竜:7月2日付で紹介したZhongyuansaurus luoyangensis です。
  体長6mとしています。中国国内唯一の大型ノドサウルス科恐竜だそうです。
 ほかに、未命名の大型竜脚類(大腿骨復元長2.35m)やオルニトミモサウリア類がある
 そうです。

 欒川恐竜化石群に属するものとして、
 ・欒川盗竜:正式に命名されたそうですが、私は論文未見です。学名は何というのか
  まだわかりません。河南欒川盗竜としている報道もあります。Luanchuanraptor とか
  命名されたでしょうか。体長2.6mのドロマエオサウルス類。遼寧や内蒙古以外の中
  国国内で初めて産出した同類としています。
 ・未命名のオヴィラプトル類:その体長は0.6mに達しないそうです。現在、世界最小の
  オヴィラプトル類です。
 ・恐竜足跡化石:ジュラ紀のもので、記載されています。
  LÜ Junchang et al 2007.
  河南省義馬県中侏羅統義馬組獣脚類恐竜足印化石的発現及其意義
  地質学報 2007 Vol.81 No.4 P.439-444

  カナダ、エドモントン南西で新たなボーンベッド 6.30.07
  the star.com CBC
  およそ7,000万年前のボーンベッド、これまで異なる年代に生息していたと考えられていた
 EdmontosaurusSaurolophus が一緒に産出し、同時代に生きていたことがわかったそう
 です。Edmontosaurusの幼体から成体まで数があるようで、その成長の様子もわかるそう
 です。

三畳紀後期南アフリカ産出の原始的鳥盤類恐竜 6.14.07
  Richard J. Butler, Roger M. H. Smith and David B. Norman 2007.
  A primitive ornithischian dinosaur from the Late Triassic of South Africa,
 and the early evolution and diversification of Ornithischia
 Proc. R. Soc. B First Cite doi:10.1098/rspb.2007.0367 論文ダウンロード

  南アフリカ、フリーステイト州Ladybrand地区、下部エリオット層の上部(後期三畳紀?ノリ
 アン)から産出した小型原始的鳥盤類を記載しています。
 Eocursor parvus gen. et sp. nov.
 属名はeos(ギリシャ語の暁)+cursor(ラテン語のランナー)。初期の鳥脚類であり、その明ら
 かな移動能力から。
 種小名parvus(ラテン語の小さい)。小型であることから。
 その系統的位置づけは、鳥盤類の基盤近くになり、ゲナサウリア類〔装盾類、新鳥盤類(鳥
 脚類、角竜類、周飾頭類が含まれる)、Ankylosaurus magniventrisTriceratops horridus
 及びParasaurolophus walkeri を含むクレード〕 と姉妹群をなすが、ヘテロドントサウルス科
 より派生しているとされています。また、系統解析から新鳥盤類と装盾類はジュラ紀最初期
 まで出現しなかったかもしれないし、鳥脚類と周飾頭類はジュラ紀中期以前に出現しなかっ
 た可能性がある、要するにこれまで考えられていたより鳥盤類の分岐年代は新しく、三畳紀
 末の植物食単弓類や主竜類の絶滅により空いた環境に分岐放散したようだとしています。
 英自然史博物館ニュース

恐竜の聴覚について米音響学会で発表 6.04.07
  What Did Dinosaurs Hear?
  アロサウルスは440khz、ブラキオサウルスは200hzが最もよい可聴域だった
 そうです。
 参考:音階と周波数の対応表

恐竜は泳ぐことができたか 5.25.07
  GSAニュースリリース 読売新聞
  Rubén Ezquerra et al. 2007.
  Were non-avian theropod dinosaurs able to swim? Supportive evidence from an Early
  Cretaceous trackway, Cameros Basin (La Rioja, Spain)
  Geology Volume 35, Issue 6 (June 2007) pp. 507–510  DOI: 10.1130/G23452A.1

  Rubén EzquerraらのチームがスペインのLa Riojaで発見した、爪の引っかき傷のような足
 跡を記載しています。約1億2千5百万年前の、以前から恐竜足跡が知られるところでです。
 2~3の引っかき跡が6組、非対称についていました。個々の跡は幅約15cm、長さ約50cm
 です。全体では約15mになります。
 これは獣脚類恐竜が泳いだ際、水深約3.2mの水底についた跡ということです。

大型恐竜は低い音声で 5.16.07
  ディスカバリーチャンネル
 米音響学会でメリーランド大のRobert J. Doolingらが発表するところによると、主竜類の体
 の大きさと発声・可聴範囲は相関しているそうです。大型恐竜は3キロヘルツが上限だった
 そうです。アブストラクト

今度は恐竜骨化石 勝山長尾山公園発掘ランド 5.01.07
  福井新聞
  長尾山総合公園内「どきどき恐竜発掘ランド」で親子連れが長さ11cmほどの骨化石を発見。
  福井市和田小6年、山田紗希さん(11)と父の道彦さん(37)親子だそうです。

日本初 恐竜の皮膚痕化石を発見 4.26.07
  福井県立恐竜博物館ニュース 朝日新聞
  化石発掘体験ができる「どきどき恐竜発掘ランド」の石から。

非鳥獣脚類恐竜の中にある、鳥類ゲノムサイズと構造の起源 3.08.07

ブラジルから2.28億年前の恐竜の祖先 12.15.06
  Globo.com(ポルトガル語?)(写真をクリックすると8枚の写真が)
  2004年12月にブラジルのリオグランデ・ド・スル州で発見された骨格です。
 非常に原始的な特徴が見られます。 Revista Brasileira de Paleontologia に記載
 論文が受理されたそうなので、近々詳細がわかるでしょう。

中国雲南省禄豊県で恐竜化石14体発掘 11.28.06
  新華社雲南頻道 新浪網
  11月22日までに14体の恐竜化石を発掘したそうです。最大の化石は成体で12m、最小は
 幼体で1.2m。恐竜の種類は、ルーフェンゴサウルス、ディロフォサウルス、ユンナノサウルス
 が含まれ、肉食恐竜3体、植物食恐竜11体だそうです。完全な頭蓋が2、比較的完全な頭蓋
 が1あるそうです。

恐竜の腸内寄生虫の初めての証拠発見 10.24.06
  コロラド大Boulder校ニュース physorg.com
  米地質学会総会で発表されたものです。"Leonard"と名づけられたミイラ化したBrachylophosaurus Canadensis
 の腸の17のサンプルから200以上の寄生虫が開けたとおぼしき穴が発見されたそうです。カレン・チンらの報告。
 参考:Leonardo Project
 PALEOBIOLOGICAL IMPLICATIONS OF DIMINUTIVE INVERTEBRATE BURROWS WITHIN PROBABLE GUT CONTENTS OF A  1
 HADROSAURID DINOSAUR FROM THE UPPER CRETACEOUS (MIDDLE CAMPANIAN) JUDITH RIVER FORMATION OF MONTANA


米ユタ州南部で角竜類頭骨発見 9.23.06
  kutv.com動画あり
  約7千5百万年前のものだそうです。重すぎて運べず、ヘリコプターを用意するそうです。
  The Salt Lake Tribune
  Grand Staircase-Escalante National Monument で発掘作業をし、2つの恐竜化石を発掘したのだ
 そうです。

亜州第一竜、近々北京へ輸送 9.23.06
  中国新聞網
  新疆ウイグル自治区奇台県恐竜溝で発掘された、アジア最大の竜脚類化石は、近々北京に輸送
 し、修復作業が始まるそうです。

モンタナ州立大とモンゴルのチーム、ゴビで恐竜化石発掘 9.17.06
  モンタナ州立大ニュース
  ジャック・ホーナーほかモンタナ州立大とモンゴルのチームはゴビで一週間に67
 体の恐竜化石を発掘したそうです。大部分はプシッタコサウルスのようです。
 ほかに新種とみられるラプトル類1体なども発見されているそうです。

新疆ウイグル自治区で発掘された化石、北京へ 9.11.06
  中国新聞網新疆分社
  体長35mと報道された、奇台県恐竜溝の恐竜化石は、総重量15t、105個の石膏
 梱包にされて昌吉市に運ばれました。ここから北京まで列車に載せられ、中国科
 学院古脊椎動物与古人類研究所で修復されるそうです。

恐竜の化石、7割が未発見と 米研究者が推計 9.11.06
  CNN co.jp ペンシルバニア大ニュース
  ピーター・ドッドソンらの推計では、現在見つかっている恐竜は527属なのに対し、
 最終的に合計1850属が発見されるはずということです。
 SC Wang and P Dodson (2006): Estimating the Diversity of Dinosaurs
  SC Wangのサイトのpubulications に論文へのリンクがあります。

豪クイーンズランド州西部Winstonで恐竜化石 9.07.06
  ABC
  Winstonは、数年前、オーストラリア最大の恐竜Eliotが発見された所です。少なくとも長さ1.5mある
 肋骨、小さい尾椎骨などが発見されたそうです。これからも期待できそうです。
 参考:The Winston Dinosaur Project site

新疆ウイグル自治区恐竜溝の発見 8.30.06
  長安街新聞網
  アジア最大のマメンキサウルスのほかに、2つの大きな発見があると伝えています。1つは、世界最大
 の剣竜肩棘。1.37mに達します。2号坑から産出しました。これまで四川省から産出した1.2mのものが世
 界最大でした。もう1つは、恐竜の頭骨とおぼしき2つの化石。1つは長さ50cm、もう1つは長さ17cmだそ
 うです。

徐星、新疆ウイグル自治区の恐竜溝と五彩湾の化石について等、インタビュー 8.30.06

四川省自貢でも最大級恐竜発見 8.30.06
  四川在繊
  体長22~23mに達する竜脚類化石が大山舗から産出したそうです。頭骨と頚椎はありませんが、他の
 骨はよく残っています。初歩的な鑑定ではオメイサウルスに類似するということです。

8頭の恐竜化石を寧夏の霊武市で発掘 8.30.06
  チャイナネット

寧夏から発見された恐竜頭骨化石 8.28.06
  科技時代(荒れ気味ですが写真3枚)
  寧夏灵武では、1号坑から3号坑まで3箇所で発掘しています。1号坑からは4個体、2号坑
 からは3個体の骨格が発見され、目下3号坑を重点的に発掘しています。
 この7月、3号坑から2個体の骨格が発見されました。1・2号坑から発見された個体に比べると
 小さく、幼体の可能性もあるそうです。この3号坑から竜脚類頭骨が発見されました。下顎に棒
 状の歯が22本あります。なお、2号坑からも頭骨が発見されているそうです。

中国内蒙古自治区で恐竜墓地発見 8.28.06
  北京晨報 新華社(写真あり)
  二連浩特市から20km離れた、二連盆地の恐竜保護区中心部で発見されたそうです。
 元々高さ7-8mの土丘の下だった所で、面積は約80㎡、約10個体の骨格があるそうで
 す。体長は10mほど、肉食・植物食双方のものがあるそうです。白亜紀後期のもので、
 恐らく総面積は数百㎡になるとされています。
 写真では日本語の本の図を示していますが、バクトロサウルスが出たのでしょうか。

It's real life CSI for dinosaur detectives 8.25.06
  CNN
  ジャック・ホーナーの下、モンタナのヘルクリーク層で恐竜化石を発掘から研究する過程を紹介しています。

中型肉食恐竜の歯発見 天草市・御所浦島 白亜紀前期の地層から化石 8.12.06
  西日本新聞
  御所浦白亜紀資料館が5月に行ったGW恐竜化石発掘調査で発見された化石が、獣脚
 類の歯であることがわかり、8月10日から同館の特別展で展示されています。
 歯の大きさは長さ3.2cm、最大幅1.3cmということです。

中国新疆ウイグル自治区で大規模な恐竜発掘活動進行 8.17.06
  新華社(写真2枚) 天山網
  奇台県恐竜溝の発掘は、かなり大規模に行っているようです。8月15日、発掘開始セレモニーも行い、
 中央電視台ほかプレスも入り、徐星が発掘状況を説明しています。 “中国昌吉恐竜遺址” という石碑
 も建てられました。ここはジュラ紀には内陸湖のある盆地だったそうです。今後に期待しましょう。

新疆ウイグル自治区奇台県恐竜溝の発掘状況 8.16.06
  天山網14日付(写真2枚)
  1号坑では、頚椎化石が産出したそうです。長さ1.5mの頚肋骨がついているもの。
 王海軍によると、頭高12m、体長30m、頭長0.4から0.5mの植物食恐竜化石というこ
 とです。また、長さ70cmの大腿骨化石も産出したそうです。
 2号坑からは30個ほどの小さい化石が産出していて、うち4個の獣脚類歯化石があり、
 3種に分類されるそうです。これからの発掘も期待できそうですね。

新疆ウイグル自治区の恐竜化石、3体発掘 8.07.06
  新疆新聞網
  報道によると、7月28日に1号採掘坑、8月3日に2号採掘坑で発掘を開始し、1号坑で1体、
 2号坑で2体の恐竜化石が見つかったようです。1号坑は頭骨が見つかる可能性があるとい
 うことです。

寧夏、 灵武市の恐竜発掘 8.07.06
  こちらの発掘では、 3号坑 で恐竜の胸骨化石が初めて出たそうです(人民日報)。中央電
 視台が現場に入り、「科学世界」という番組でこの紹介をするそうです(新華社)。日本でも、
 たまにはこのような中国のTV番組を放送してはどうでしょう?

IVPP、新疆ウイグル自治区で大規模発掘 8.04.06
  新華社
  中国科学院古脊椎動物与古人類研究所(IVPP)は、今月、新疆ウイグル自治区奇台県の
 恐竜溝という所で、大規模な恐竜化石発掘をしているそうです。そこは、ジュンガル盆地の
 火焼山油田から北東に60km、南北に伸びる谷で、地名はもちろん化石が出てからついた
 ものです。
  IVPPは、ここを全国で2箇所の発掘地の1と確定しました。8月27日には中央電視台の取
 材も入ったそうです。これから発掘過程をドキュメントするのでしょうか。発掘成果が楽しみ
 です。

カナダ・ノヴァスコシアで古竜脚類発掘 8.01.06
  The Daily News
  ノバスコシア州のFundy地質学博物館は、この夏Fundy湾の Parrsboro の海岸で発掘を
 していますが、リッチなボーンベッドを発見し、古竜脚類の骨格を発掘したそうです。

ロッキー博物館の発掘チーム、トリケラトプス幼体発見 7.21.06
  モンタナ州東部Jordan近郊のヘルクリーク層から頭蓋とフリル発見したそうです。トリケラトプス幼体
 の発見例としては3番目で、非常に稀なものだそうです。20日のROCKFORD REGISTER STARの記事
 と同じことでしょう。この頭蓋は2007年6月に予定される特別展“Dinosaurs Under the Big Sky”で展示
 される予定です。
 ロッキー博物館ニュース ディスカバリーニュース

Burpee 自然史博物館のスタッフら、トリケラトプス幼体2体発見 7.20.06
  ROCKFORD REGISTER STAR
  モンタナ州の有望なサイトで、不法侵入者を監視していて発見したそうです。

大型恐竜は温かい体温に 7.12.06
  Dinosaur Fossils Predict Body Temperatures
  James F. Gillooly, Andrew P. Allen, Eric L. Charnov PLoS Biol 4(8): e248論文フリー

  以下の8種の恐竜の骨学的成長曲線のデータを用い、その成長に伴い体温がどれだけ上昇するかを
 方程式により算出しています。
 Syntarsus rhodesiensis, Psittacosaurus mongoliensis, Apatosaurus excelsus, Tyrannosaurus rex,
 Daspletosaurus torosus, Gorgosaurus libratus, Albertosaurus sarcophagus,
及びMassospondylus carinatus

 その結果、体重12kgで摂氏約12度から体重13,000kgで摂氏約41度となることがわかりました。このことは、
 ワニの成長に伴う体温の上昇と同様であり、慣性恒温性を示す爬虫類である直接証拠が示されるとしてい
 ます。
 BBC ライブサイエンス ユーレカラート ニューサイエンティスト フロリダ大ニュース

カナダ、エドモントンでエドモントサウルス化石発見 7.01.06
  CBC6.29付
  エドモントンでエドモントサウルスは当然なように思えますが、これまでは、アルバータ州のもっと
 南部で発見されていたそうです。家屋建築現場からの発見で、これまで恐竜化石のある深さまでは
 建築で掘り返すことはないと、専門家たちは思っていたようです。
 化石はここ数日で発掘されるそうです。
 
Burpee 自然史博物館チーム、トリケラトプス幼体(?)化石発掘 6.10.06
  Rockford Register Star
  T-REX幼体"Jane"ですっかり有名になった同博物館ですが、先週、モンタナ州ヘルクリーク層
 の発掘で同一現場から2体のトリケラトプス化石を発掘したそうです。2体とも幼体らしいです。
 現在、骨格の20%程度の骨が見つかっているそうで、再度発掘を進め、残りの骨を捜すようです。

ユタの古生物学者、恐竜発見の新時代へ 5.22.06
  ソルトレイクトリビューン
  Interactive Map: Discovering Utah's Dinosaur Lands 最近の化石発見地域と地層イラスト
  Photo Gallery: Dinosaurs: Utah's New Golden Age  発掘の様子などの写真
  Photo Gallery: Dinosaur Quarry a glimpse on the early Cretaceous  発掘の様子など写真
  Paleontologists dig into bone site

陜西省の退職教師宅に70年前に掘り出した恐竜足跡 5.10.06
  華商報
  咸陽旬邑県の退職教師、郭自峰の家族が70年前に地中から掘り出した石版に、恐竜
 足跡があったという話です。写真を見ると、確かに人の手ほどの大きさで3本指の足跡が
 ありますね。

韓国、固城で恐竜皮膚化石発見 5.09.06
  中央日報
  固城恐竜博物館前の通りで工事中に足の甲の痕跡と見られる跡1点を発見とのこと。

南太平洋で初の恐竜の痕跡発見 3.30.06
  ヤフーニュース(AFP) ニュージーランドヘラルド
  昨年12月下旬に論文紹介したものの報道です。

河南省洛陽市汝陽県劉店郷で恐竜化石発見 3.18.06
  沙坪村というところです。李錘という47歳の村民が最初に発見したそうですが、今は
 中国地質科学院などの発掘調査が行われています。
 今から8千万年~1億年前の大型恐竜の骨格であることがほぼ確認され、脊椎や尾椎
 など重要部位から判断して、中国で過去に見つかった恐竜の化石では新たな種に属
 するとみられているそうです。中原に竜を追うことになるのでしょうか。
 人民日報日文版 人民図片網 新華社華南頻道 江門新聞網

ワイオミング州で恐竜化石の豊富な新サイト 2.2.06
  ピッツバーグ大ニュース

自貢第二期発掘の成果 12.17.05
  四川在繊
  大山舗第二期発掘で、大型竜脚類が多く出ているそうです。肋骨長1.93mとい
 う、大山舗で最大の竜脚類化石。これは体長20mを超えるとされています。
 また、長さ1.33mの大腿骨と脇の頚肋骨の所に109mmの肉食恐竜の歯がある
 のが発見され、これらの化石の肉体が食べられた可能性を示しているそうです。

中国甘粛省酒泉で鳥類、恐竜、ワニなどの化石発見 10.11.05
  甘粛省酒泉玉門油田沈家湾地区で進行している地質探査で、いろいろな化石
 が発見されているそうです。鳥類ではGansus yumenensis(玉門甘粛鳥)。
 その中の北山地区では恐竜の下顎骨(長さ3cm)、長さ1.5mのワニ化石が産出した
 そうです。
 新華社(鳥) 新華社(恐竜) 新華社(ワニ)

寧夏霊武で発見された恐竜化石について 8.19.05
  新華社
  IVPPの賈程凱博士によると、ここから5体の恐竜化石が出土した点、竜脚類、鳥
 脚類両方の化石がある点、アジア最大級の竜脚類である点、竜脚類頭骨がみつ
 かる可能性がある点(歯は発見されたそうです)、霊武竜という新属になる点、将来
 的に寧夏の観光スポットになる点をあげて、この発掘の意義を説明しています。

寧夏の恐竜化石続報 8.18.05

 
タイ、ムクダハン州で恐竜化石発見 7.16.05
  同州Phupan山でカメ化石とともに恐竜の尾椎化石が発見されたそうです。
  ムクダハンはバンコクより北東、ラオス国境に近いところです。
  バンコクポスト

獣脚類恐竜Coelophysis, Allosaurus 及び Tyrannosaurus における
 比較頭蓋力学面
 7.07.05

寧夏の恐竜化石続報 6.18.05
  霊武市の恐竜化石についてIVPPの王海軍が初歩的鑑定をしたそう
 です。
 1号坑と2号坑は20mあまり離れています。1号坑の3体の化石は60%
 以上発掘して現われ、2号坑の2体は一部分のみです。
 完全な仙骨、5個の胴椎骨、3個の尾椎骨と左大腿骨があるそうです。
 王海軍が胴椎骨の高さを測ったところ1.1mあり、これはアジアでも最
 大級、"世界級"の大きさの恐竜に属するとしています。
 新華社

中国寧夏回族自治区で発見された恐竜化石 6.15.05
  同自治区霊武市で恐竜化石群が発見されたことは、4月25日付で
 お知らせしました。

 霊武市磁窑堡鎮南磁湾の現場では、その1号坑からは、3体の化石
 が発見され、中には、これまでアジアで知られる最大の竜脚類化石
 (肩甲骨長さ約1.7m全長約23m)、2号坑からは2体の化石、そこには
 世界最大級の竜脚類があらわになったそうです。

 6月12日には同自治区の馬后智主席が現場を視察しました。同自治
 区政府は1号坑の上に恐竜博物館を建設することを決定したそうです。
 おそらく自貢のようなものにするのでしょう。
 新華社(1号坑、2号坑の写真) 新華社(主席視察記事)
 寧夏日報(記者のリポート)
 参考:人民日報(4月21日付発掘開始の頃。写真あり)

雲南省で発掘された1億8千万年前の恐竜 6.13.05
  新華社英語版が写真つきで報道しています。
  董枝明も現場で鑑定したそうですね。その董枝明は現場で、ここは
 拙速に発掘するより、この地に恐竜博物館を建設してはどうかと提案
 しています。澄江県では恐竜文化園の建設も考慮しているようです。
 玉渓日報(現場の化石が雨で流れないよう排水溝を掘っている写真)

中国雲南省玉溪市で体長10mの恐竜化石 6.10.05
  中国の別の報道を見るとユンナノサウルスと鑑定されたそうです。
  人民日報日本語版写真あり
  江門日報(写真)
  董枝明も現場で鑑定しているようです。雲南日報

現生爬虫類の予期されなかったアミノ酸組成と、恐竜絶滅の分子
 メカニズムにおけるその関係
 6.05.06

インディアナポリス子供博物館、パキケファロサウルス類頭蓋を入手5.05.05
  2004年にサウスダコタ州のヘルクリーク層で発見されたものだそうです。
 未記載ですが、バッカーらが論文の用意をしているようです。
 Indianapolis Star Washington Times 朝日新聞

中国寧夏回族自治区で恐竜化石発見 4.25.05
  同自治区霊武市で科学的研究に値する恐竜化石が発見されたそうです。
 昨年10月住民が偶然発見したもの。約1億4千万年前白亜紀の恐竜化石群で、
 鳥盤類、竜盤類両方の化石が含まれているそうです。4月21日から発掘開始。
 人民日報 中国恐竜網 写真あり

ケニア初の恐竜 3.12.05
  2004年6月から7月にユタ大とケニア国立博物館が共同で発掘調査を行ったそうで
 す。場所はトゥルカナ湖近くのLokitaung Gorge 。200以上の標本が発掘されたようで
 す。
 ヤフーニュース(AFP)

2足走行能力の生力学的な分析および感度分析 II 絶滅分類群 9.09.04

ジュラ州でジュラシック・パーク   スイス西部 9.06.04

南米白亜紀の恐竜の体重 8.20.04
  
恐竜足跡化石群で今年も発掘調査--大山町 /富山 7.26.04
  毎日新聞
  参考:恐竜の足音がやってくる

スペイン・テルエル(Teruel)地方の恐竜発掘 7.21.04
  すでに何回か恐竜発掘の報道がされています。
 今回は、ディプロドクス科の右腸骨が紹介されています。
 BBC
 参考:世界最大の恐竜発掘BBC
     Dinopolis テルエルの恐竜について スペイン語

ジュラ紀前中期の恐竜の化石を発掘 雲南 6.07.04
  人民日報日文版 雲南省元謀県で行われた発掘で、約1億8千万年前の
 原竜脚類と、約1億6千万年前の竜脚類化石が発見されたそうです。
 新華社 中華網 雲網
 参考:人民日報日文版12.17.03
     雲南地質博物館
 
スペインで世界最大の恐竜発見 3.02.04
  BBC
  参考:スペインの恐竜(スペイン語)

南極で新発見の恐竜 2.28.04

恐竜化石記録の編纂と分析 2.12.04

Dinosaur got cancer 10.21.03
  ネイチャーサイエンスアップデート
  10月15日付でお知らせした、恐竜の腫瘍についての報道です。

恐竜の脳腫瘍、初の発見 10.24.03
  1997年にモンタナ州西部Teton 郡、Two Medicine 層約7千2百万年前か
 ら産出したゴルゴサウルス脳幹に発見されたものです。
 インディアナポリス子供博物館ブラックヒルズ地質学研究所が発表。
 直径2インチのボール状で、体のバランスや運動機能に関する部位にでき
 ているそうです。
 ヤフーニュース(ロイター) MSNBC ヤフーニュース(時事) 読売新聞
 ナショナルジオグラフィック11.24.03.追加

恐竜の腫瘍の疫学的研究 10.15.03
  Epidemiologic study of tumors in dinosaurs
  B. M. Rothschild, D. H. Tanke, M. Helbling II and L. D. Martin
  Naturwissenschaften Online First

  アブストラクトほにゃ訳
  恐竜骨断片についての時々の報告は、腫瘍が人口現象を表すかもし
 れないことを示唆している。人についてのこれまでの研究は、脊椎放射
 線医学が人口選別に強力なツールであることを示した。恐竜の腫瘍の
 疫学は、ここでは、腫瘍に関する証拠のために、恐竜の脊椎骨をX線選
 別により研究された。コンピュータ断層撮影(CT)と断面は、適切なところ
 で得られた。X線撮影された1万個以上の標本の中では、腫瘍は白亜紀
 のハドロサウルス(カモノハシ恐竜)にのみ発見された。これらには血管
 腫、転移性の癌(以前に、恐竜で確認されている)、線維形成性線維腫
 および骨芽細胞腫が含まれていた。恐竜の腫瘍疫学は科のパターンを
 反映するように思える。遺伝子の傾向か環境突然変異誘発要因が疑わ
 れる。

恐竜 変わるイメージ 米の2研究者に聞く最新の成果
  東京新聞7・15付

DINOSAUR OR BIRD?  7.22.03
 Paleontologist Finds Cache of New Carnivorous Creature
 ジム・カークランドと非常に豊富なユタ州の新化石サイトに
 ついて
 ディスカバリーチャンネル

恐竜と初期鳥類の呼吸と繁殖の古生理学 7.09.03
  Respiratory and Reproductive Paleophysiology of Dinosaurs
  and Early Birds
  John A. Ruben, Terry D. Jones, and Nicholas R. Geist
  Physiological and Biochemical Zoology 76(2):141-164. 2003. 

  新研究というよりは、彼らの研究のレビューのようです。
 アブストラクトほにゃ訳
 恐竜と鳥類はその多様性と永続性においてもっとも成功した陸生
 脊椎動物であった/ある。あいにく、恐竜と最初期鳥類の生態の、
 多くの局面を解釈すると、それらが化石からしか知られていないの
 で、あなどりがたい挑戦が提示される。それにもかかわらず、現生
 爬虫類、鳥類および哺乳類で専門化している機能が原因となって
 つながる共有解剖構造の識別により、これらの分類群の属性を推
 論することができる。このような研究から、恐竜と初期鳥類は恒温
 性であったようにみえるが、これらの動物における鼻甲介の欠如
 が、それらが休息や通常の活動中に爬虫類様の(外温性)新陳代
 謝率だったらしいことを示す。それにもかかわらず、高い活動期間
 にあるいくつかの現生爬虫類の新陳代謝能力が与えられる場合、
 初期鳥類はおそらく力飛行ができただろう。例えば獣脚類恐竜に
 好気性新陳代謝能力と、いくつかの大型現生熱帯トカゲ(例えば、
 Varanus
)のものに同等な習性があったならば、 重要な行動域を
 維持して活発に大型の犠牲者を追い殺しただろう。さらにこの活
 動的シナリオは、外温性であっても、獣脚類恐竜がワニのような
 このグループの横隔膜呼吸を利用したらしいことにより補強された
 ようにみえる。最後に、それらの巣の内に頑固に埋めることおよび
 転卵の明らかな欠如からは恐竜のひとかえりの孵化は鳥類よりも
 爬虫類のようだたことを示唆する。これまでの示唆と相容れないが
 ある恐竜の幼体が孵化時に無力で晩成性だったかもしれないとい
 う確実な証拠はわずかしかない。

中国浙江省天台県で恐竜化石 3.25.03
  3月2日付けなので、さらに古いニュースです。天台県とは、
 日本の天台宗のもととなった中国の天台宗総本山のある所
 です。天台山には日本からも参拝に行く人が絶えません。
 一方、数年前から恐竜卵化石の産出でも有名になっています。

 中国恐竜網などの報道によれば、同県街頭鎮双里湾村で、
 董枝明、中国地質科学院の陳克樵らにより発掘されたもの。
 年代は約7千万年前。大腿骨、脊椎骨、尾骨、前後肢骨など
 発掘されているそうです。

 どこの特徴からかわかりませんが、体長6-7mのセグノサウル
 ス類の新種と董枝明は考えているように中国恐竜網では紹
 介しています。一方、人民日報では竜脚類巨竜科としていま
 す。ティタノサウルス類のことでしょう。どちらが本当なのか、
 もう少し詳しい情報がほしいですね。
 中国恐竜網中国恐竜網
 人民日報 人民日報
 参考:中国恐竜体験の旅アルバム

恐竜の尾とカニが同時に産出 3.24.03
  3月10日付けのニュースなので、もう皆さんごぞんじでしょう。
 エジプトのバハリヤオアシスは、古くはスピノサウルス、また
 最近ではパラリティタンが発見された所です。ニュースでは恐
 竜の尾椎、Necrocarcinidaeのカニおよび植物が1フィート半の
 範囲で同時に産出したそうです。年代は約9千4百万年前。発
 見は2001年。 尾椎はティタノサウルス類のもののようです。

 恐竜とカニの化石が同時に産出したのは初めてのこと。バハ
 リヤオアシスは当時、今のフロリダのようなところだったよう
 ですが、今回の発見は当時の生態環境を復元する大きな手
 がかりになります。

 このことに関する論文は今年後半、Journal of Paleontology.
 誌で発表されるそうです。
  Schweitzer, C. E., K. J. Lacovara, J. B. Smith, M. C. Lamanna, M. A. Lyon, and
  Y. Attia. in press.
  Mangrove-dwelling crabs (Crustacea: Decopoda: Brachyura: Necrocarcinidae)
  associated with dinosaurs from the Cretaceous (Cenomanian) of Egypt.
 ワシントン大ニュース ユーレカアラート(同文)
 参考:EGYPTDINOS.org carlsagan.com
     Joshua B. Smith Carrie E. Schweitzer Matthew C. Lamanna
     日加タイムス(藻谷亮介博士のジュラシックトーク)

例外的に保存された下部白亜系生態系 2.20.03
  An exceptionally preserved Lower Cretaceous ecosystem
  周忠和, PAUL M. BARRETT & JASON HILTON
  ネイチャー2月20日号 Nature vol.421 pp.807-814

  レヴューアーティクルです。
  中国北東部の熱河生物群研究について概括的にまとめています。
 堆積環境、年代、脊椎動物特に羽毛恐竜と鳥類および哺乳類、無脊
 椎動物、植物、避難所かゆりかごか、収集上の問題、結論という構
 成になっています。後肢に翼のあるMicroraptor についても最後に
 追加しています。
 現在の研究到達状況を概観するのに絶好です。

New Picture of Dinosaurs is Emerging 12.18.02
  ナショナルジオグラフィックニュースです。最近10年ほどの恐竜研究の
 成果やそのための技術の進歩について総括的に紹介しています。

中国黒竜江省嘉蔭県鳥拉ga鎮のボーンベッド 11.19.02
  中国恐竜網 写真4枚

Dinosaur Genera List #195 11.11.02
 ジョージ・オルシェフスキーが定期的にDinosaurMLにアップしています。
 今回はしばらくぶりだったのでアップした恐竜の種類が多くなっています。
 Crichtonsaurusまで。

最古の鳥盤類恐竜Silesaurus 11.04.02
  ポーランドの新聞、Gazeta Wyborcza で紹介されています。ポーランド語
 なので、わたしには内容がわかりません。DinosaurML(オルシェフスキー)
 によると、
 Silesaurus opolensis 命名者はJerzy Dzik と Dorota Majer
 属名は、ポーランドのシレジア(Silesia)地方、種小名はOple(シレジア地方
 の発見地)
 年代は約2億3千万年前、三畳紀(Ladinian)
 体長は約1.5m
 DinosaurML(Piotr Gasiorowski)によると、年代は2億2千5百万年前、
 発見地からはラウィスクス類のTeratosaurus、アエトサウルス類の
 Stagonolepisが共産している。
 二次的に四足歩行になった植物食の、最古の鳥盤類としているそうです。
 公式にはJVP2003年の最初の号で記載されるようです。
 わりと大きめの復元画 復元立体写真 復元立体写真2
 Silesaurus の系統画(右下小さい恐竜) 2億3千万年前のポーランド地図
 Teratosaurus復元立体


中国広西の海岸でジュラ紀の恐竜化石 10.22.02
  広西壮族自治区、防城港市江山海灘で発見されたもの。中国では
 もっとも南方で発見された恐竜化石であるとともに、広西でジュラ紀恐
 竜化石が発見されたのは初めて。
 日本のトバリュウのような発見のされ方で、今年7月愛好家によるもの。
 長さ70cmの大腿骨と椎骨が回収されたが、残りは保護が急務とのこと。
 波に破壊されてしまうのでしょう。
 新華社

アラスカ、コルビル川で恐竜化石発見 10.20.02
  コルビル川(COLVILLE RIVER)流域でパキリノサウルス頭蓋、
 ハドロサウルス類幼体などが発見されているそうです。
 CNN10月10日付

黒竜江省で恐竜化石ボーンベッド 10.19.02
  中国黒竜江省伊春市嘉蔭県市街から南に100kmのところ、鳥
 拉ga鎮の西1kmの地点でボーンベッドが発見されているそうです。
 9月11日付けでニュースはお伝えしました。
 今回は現場写真が載っています。
 30平方メートルの剖面に100個以上の化石があり、長さ100cm
 の大腿骨化石もあるそうです。6-7千万年前の白亜紀のものだ
 そうです。
 新華社
 なお、嘉蔭県では、最近恐竜博物館が建設され、同地から発掘
 された10体の恐竜骨格が展示されているそうです。
 人民日報地方聯報網(写真1枚)

中国安徽省黄山の恐竜化石、大量発掘 9.11.02
  7月に高速道路工事中に発見されたとお知らせした地区です。
 爆薬撤去騒ぎもありましたが、安徽省歙県横関村鶏母山の現場から
 ジュラ紀の竜脚類化石が発掘されたそうです。尺骨、脛骨、大腿骨
 棘突起、美椎骨などですが、上腕骨は長さ1m、一端はカボチャ大と、
 報道しています。これは同一個体に属するもののようです。
 人民日報 人民日報

韓国でこれまでで最大の恐竜の歯化石発見 9.04.02
  韓国地球科学および鉱物資源研究所(KIGAM)は慶尚南道南海(ナ
 ムヘ)で長さ9cmの肉食恐竜の歯化石を発見したと9月2日発表しまし
 た。この種類の歯ではこれまでで最大なのだそうです。

 KIGAMのLee Yung-nam 博士の発見で、1億-1億2千万年前とされる
 地層から30cmの恐竜の骨、卵化石とともに発見されたものです。
 歯化石から、恐竜の体長は約12m、頭の長さは1.5mと推定されるそう
 です。骨の方は肉食恐竜の脛骨と推定しているようです。

 この場所からは1ヶ月前に原始的なワニの化石も発見されています。
 ハドロサウルス類歯化石も発見されているそうです。またこの地域か
 らは鳥脚類足跡化石も発見されているそうです。

 日本との関連も含め、研究を進めてほしいですね。

 新華社では恐竜頭蓋化石発見と報じているのですが、それ以上の詳
 細はわかりません。
 THE KOREA TIMES ヘラルドサン 新華社
韓国で発見された恐竜歯化石 9.25.02
  発見概要は9月4日付でお知らせしました。
 Korea Times こちらの記事には歯化石の写真がありました。

中国黒竜江省から恐竜絶滅直前の化石群 9.11.02
  黒龍江省嘉蔭県市街から南に100kmのところ、鳥拉ga地区には、
 6,500-7,000万年前の恐竜や古植物化石が突然死したように地層中
 にあるそうです。
 わずか30平方メートルほどの広さに20-30本の大腿骨があるというの
 です。一大恐竜墓地ですね。

 黒竜江省地質博物館はこれまでにティラノサウルス類の歯、ヨロイ竜
 類の皮骨化石などを発掘しているそうです。
 現在、黒龍江省に米、露、独、日、韓国などの研究者が集まっている
 そうです。ここは新しいフィールドとして有望なのでしょうか。
 なお、ニュースでは董枝明を吉林大学教授として紹介しています。
 こちらに籍が移ったのでしょうか。
 新華社 新華社

安徽省黄山の恐竜化石、爆薬に発掘阻まれる 7.29.02
  7月17日付けでお知らせしたニュースの続報です。高速道路工事現場
 で恐竜化石が発見され、発掘する価値があるとされたものです。が、付
 近は道路工事の際に大量の爆薬や雷管が放置されたままになっており、
 この夏の高温で誘爆を起こし、発掘に携わる人たちに被害がおよぶ恐れ
 があるそうです。
 その後の報道によると、このニュースは反響をを呼び、軍の協力で爆薬
 などを排除したそうです(7.30.02追加)。
 人民日報 新華社

安徽省黄山市で恐竜化石発見 7.17.02
  黄山市屯溪区陽湖鎮塘尾自然村とキュウ県をつなぐ高速道路の
 工事現場で地元の農民が爆破された岩石の中から化石を発見した
 そうです。
 安徽省博物館で調べたところ恐竜化石で、発掘の価値があるとか。
 人民日報

中国吉林省でヒプシロフォドン(稜歯竜)などの化石発見 6.15.02
  人民日報 吉林大学が2000年から発掘をしてきたものです。吉林省中部長春地
 区白亜紀前期の地層、泉頭層から産出したもの。董枝明教授が鑑定したそうです。

 恐竜化石は300点にのぼりますが、うち恐竜卵化石60点、ヒプシロフォドン
 (Hypsilophodon)化石173点、ほかに肉食恐竜化石6点、カモハシ竜化石25点、プ
 シッタコサウルス類化石33点などがあります。

 ヒプシロフォドン化石には頭骨、肢骨、椎骨、腰帯等があり、骨格の60%以上が含
 まれているそうです。米のウッド(Wood)博士、日本の東洋一博士が近々同大学を
 訪問し、共同研究の話し合いをするそうです。
 参考:吉大恐竜研究獲重大突破(新華社)
     吉林大学ニュース 吉林大学博物館

恐竜類、属レベルの巨大系統樹 5.25.02
  A genus-level supertree of the Dinosauria
  Proceedings of the Royal Society, Series B, vol.269, 915-921.
  Davide Pisani; Adam M. Yates; Max C. Langer; Michael J. Benton
  論文自体は5月7日に出版されたものですが、気づくのが遅れました。

 既知の恐竜類全277属の系統樹をひとつにしたスーパー系統樹を作り上げた
 論文です。ただし、そのためには膨大な数の形質をピックアップしなければな
 りません。ここでは、系統樹を作成している126の部分的な系統樹により、そ
 れを行っています。もちろん、その中には相反するものや議論の定まらないも
 ものあります。そういうものは'多数派'や'もっとも強力な見解'を採用していま
 す。

 この系統樹の作成にあたっては、マックG4を2週間昼夜ぶっつづけで稼動させ
 たそうです。これまでの知識に新しいものを加えるものではありませんが、現
 在の恐竜の分類の概略を理解するのに役立ちます。
 これまで科段階なら、セレノ1999"The Evolution of Dinosaurs"にも系統樹が
 掲載されていますが属段階は初めてでしょう。
 
 ブリストル大ニュース 論文概説、チーム紹介、Q&Aおよび論文ダウンロード
  論文中の系統樹は一部文字が欠けています。その下のFIG2.pdfもあわせて
  ダウンロードしたほうがいいです。
 付録 部分的な系統樹のソース論文、除外された属、データマトリックスなど
 BBCニュース

中国、世界の恐竜研究センターに 4.19.02
 人民日報日本語版です。
 遼寧省での相次ぐ恐竜発見と徐星博士の活躍について簡単なリポート。
 現在、新疆ウイグル自治区のジュンガル盆地でより早期のコエルロサウルス
 類を探しているそうです。

「共通の祖先」説、有力に 4.03.02
  朝日新聞4月1日付です。特集:鳥と恐竜 深まる関係(1)として、遼寧省産の
 羽毛恐竜を紹介しています。

試掘調査の結果発表 3.14.02
  朝日新聞です。福井県立恐竜博物館が2月22日に発表した試掘結果を
 紹介しています。
 参考:福井県立恐竜博物館ニュース

福井県立恐竜博物館、今年度の化石試掘調査結果発表 3.05.02
  フクイラプトル幼体化石など50点が出土しているそうです。
  ヤフーニュース(毎日)

Polar Dinosaurs 2.08.02
  サイエンス2月8日号掲載 pp.979-980
 Thomas H. Rich, Patricia Vickers-Rich, Roland A. Gangloff
 PERSPECTIVES で、高緯度地域の恐竜についてまとめています。白亜紀と言え
 ども、極地方は決して温暖ではなかったこと、北米などで極地域と中緯度地域
 の間で恐竜の季節的移動があったように言われるが、小型の恐竜には難しかっ
 たのではないか、など述べています。
 後半では、南東オーストラリア、白亜紀前期から産出した最初期のプロトケラトプ
 ス、オヴィラプトル類、アロサウルスや迷歯類などを紹介しています。
 アラスカのコルビル河流域には100kmにわたり恐竜化石の含まれる露頭がある
 そうで、将来大規模な成果が出るかもしれません。

 ここで、両極地方のジュラ紀および白亜紀の四肢動物化石産出状況を図にして
 紹介しています。なかなか見やすいイラストです。
 アラスカ大フェアバンクス校リリース

英エイボンから基幹的恐竜(?) 2.04.02
  Darren Naish がDinosaurMLにポストしています。
 Basal dinosauriform remains from Britain and the diagnosis of the Dinosauria.
 Fraser, N. C., Padian, K., Walkden, G. M. & Davis, A. L. M. 2002.
 _Palaeontology_ 45, 79-95.
 Agnosphitys cromhallensis という、エイボンの上部三畳系から発見され、これ
 までTerrestrisuchus のなかまと考えられたものについて、いや、これは
 Herrerasaurus より派生していると言っているようです。ところがHerrerasaurus
 Eoraptor などもともに恐竜類 Dinosauria の外群をなすとしているそうで。
 こちらの方がたいへんかな?と思いますが、論文を見ないとなんとも言えません

 巨大動物の行方 1.31.02
  Biogeography: Big thinking BRIAN A. MAURER
  ネイチャー1月31日号pp.489-491 news andviews
 Dinosaurs, dragons, and dwarfs: The evolution of maximal body size
 PNAS2001年12月4日号pp.14518-14523 
 Gary P. Burness, Jared Diamond,and Timothy Flannery

 大陸の広さ、肉食・草食、温血・変温、これらが体のサイズにどう相関する
 かを扱った、上記論文を紹介しています。
 研究者たちは30の島と各大陸で最大の草食と肉食の動物のデータを分析
 しました。このデータは65,000年前までによい化石記録がある島と大陸か
 らとられています。
 その結果、最大の体の大きさと陸の広さの間にはべき乗の相関関係がある
 ことが出ています。

 また、肉食・草食、温血・変温の間にも、体の大きさは、変温草食>温血草
 食>変温肉食>温血肉食 となります。草食は肉食より1桁重く、変温肉食
 は温血肉食の5倍重く、変温草食は温血草食の16倍重いなどというデータも
 出ています。たとえばコモドオオトカゲが温血動物であったなら、体重は最大
 5kgまでだそうです。

 ところが、恐竜はこの関係に収まるより2桁大きかったそうです。この理由と
 して、白亜紀の期間中、大気中のCO2は現在の最大10倍高かったことを
 あげています。
 さらに、解説者 MAURER はこのため白亜紀の地球が全体に温暖で、暖か
 い地域生態系で植物が繁茂する地域が現在よりはるかに広かったことを
 あげています。大型動物をやしなうに足る植物量があったということかもしれ
 ません。

Lusodinos 論文追加 1.14.02
  Allain et al 1999 (Tanguayosaurus)
  Mateus et al 1997 (embryo's)
  Mateus and Antunes 2001 (Draconyx)
 これらの論文がPDFファイルでダウンロードできます。

"Lusodinos"に掲載論文追加 12.06.01
  ポルトガルの恐竜についてOctavio Mateus が紹介しているページ。
 彼の論文が追加掲載されました。
 Mateus, O. & Andersen, E. (1998). Dinosaurrede i Gedser - Portugisisk
 specialitet udstilles i Gedser. Geologisk Nyt. 3(38):7. (In Danish)

 Mateus, O. (1999). Upper Jurassic dinosaurs from Lourinha and Portuguese
  dinosaur ? with review of collecting in Laos. Geologisk Tidskrift (1): 33-32.

 Mateus, O. (2001) The first observation of Crocodylus siamensis in Laos
 PDR in the last thirty years Amphibia-Reptilia 22: 253-256

 いずれもPDFファイル。要アクロバットリーダー

 中国内蒙古自治区の恐竜発掘成果 11.20.01
  新華社 同内蒙古自治区版です。
 内蒙古国土資源庁の計画「内蒙古中生代恐竜化石発掘掘與研究」が、一
 段落したそうです。5千平方キロメートルにわたる調査により、内蒙古自治区
 の古環境と恐竜化石埋蔵が明らかにされたそうです。

 白亜紀後期の二連盆地は内陸湖だったそうです。そこから新発見の恐竜は
 テリジノサウルス類の"内蒙古竜(Neimongosaurus)"と"二連竜"、カモハシ
 竜の錫林郭勒計尓摩竜。二連竜については、体が比較的大きく、腸骨が特
 殊化していると説明しています。

 他方、阿拉善(アラシャン)左旗、罕鳥拉(ハンウラー)で発見された罕鳥拉竜
 (Hanwulosaurus)は、趙喜進教授によるとアジアで最も完全に骨格が整った
 ヨロイ竜化石だそうです。

中国・ベルギー共同発掘調査の成果9.17.01
  この9月初め、6年にわたる中国・ベルギー共同恐竜発掘調査が完了し
 たそうです。発掘地域は内蒙古自治区。主な発掘エリアは3箇所。二連盆
 地、バインマンダフ(巴音満都呼)、アラシャン(阿拉善)です。

 二連盆地では4体のバクトロサウルス(巴克竜)類を発掘し、その頭蓋骨は
 非常に完全とのこと。ここの化石は数千平方メートルにわたって分布し、う
 ち200平方メートルを発掘した。化石は1メートルの厚さで堆積しているそう
 です。すべてで30体の恐竜化石、8種の恐竜化石を出土し、董枝明も広い
 面積に多量の化石が集まっていること、大型カモハシ竜の分布がある点を
 高く評価しています。

 バインマンダフでは植物食、肉食の恐竜、カメ類、大量の哺乳類化石が発
 掘されました。うち、アンキロサウルス(甲竜)類化石はこの地で発掘された
 同類中、もっとも保存のよいもの。
 アラシャンでは大量のトカゲ類、獣脚類、鳥脚類とワニ、カメ、二枚貝、植物
 化石を産したそうです。
 
 今後、これらの化石の研究、展示、研究成果の出版などが予定されている
 ようです。
 人民日報

中国広西チワン族自治区で白亜紀前期恐竜化石発見8.16.01
  同自治区扶綏県山于鎮那派盆地六榜村で1体のそろった恐竜骨格が発見
 されたそうです。約1億1千万年前、前期白亜紀の竜脚類もので、これは中国
 南部でこの年代のものが発見されたのは初めてのことです。

 現地は3段の棚田になっているところで、その一番上の面に化石は分布して
 いたそうです。肋骨、脊椎骨、股骨、趾骨等60個あまりの化石があり、最長の
 肋骨は長さ1.6m、推定体長約25mとのこと。

 白亜紀当時、この盆地には水が十分あり、恐竜の生息に適した環境だったそ
 うです。広西自然博物館で発掘をしていますが、恐竜のほかに水生爬虫類の
 化石も発見されたそうです。
 新華社 新華社広西版(写真あり)

ネイチャーバイオニュース これこそが本当の恐竜の顔だ!8.16.01
  先週発表された恐竜の鼻の位置について、日本語で解説しています。
 ぜひごらんください。

恐竜の鼻孔の位置とその機能の意味8.03.01
   Nostril Position in Dinosaurs and Other Vertebrates and Its Significance
   for Nasal Function  Lawrence M. Witmer
  サイエンス8月3日号掲載
  研究者は以前のSVPでティラノサウルスの唇、トリケラトプスのほほについて
 発表しています。

  恐竜の鼻孔の位置に関する研究です。"DinoNose Project"と呼ばれる研究
 により、研究者は45種のワニ、鳥類、トカゲ類から62標本を研究し、その解剖お
 よび数百枚のX線写真により軟組織の位置を立証しました。その結果、恐竜の
 鼻孔の位置はこれまで考えられていたよりも口に近かったとしています。
 特に竜脚類の場合、昔は水中で生活をしていると考えられたため、鼻孔が頭の
 上に位置したままになっているそうです。

 口側に鼻孔があると吸気が鼻全体に流れ、水分の維持などの鼻の機能や、嗅
 覚が働きやすい。従来の説には生物学的根拠がないとのこと。
 通常化石に残らない組織の位置と機能を研究することにより、恐竜が実際どの
 ように生きていたか、よりいっそう解明することができます。

 この研究が正しいならば、今後の復元像はすべて違ってきますね。
   ヤフーニュース ヤフーニュース写真1ティラノ 2ディプロドクス
  BBC MSNBC ナショナルジオグラフィックニュース
  オハイオ大ニュース NSFニュース イラストとその解説
  ユーレカアラート(各イラストあり) ユーレカアラート(日本語解説PDFファイル)
  参考:Witmer研究室 コレクションの中に恐竜頭骨写真が沢山あります

最大のトロサウルス頭骨、軍ヘリで空輸7.29.01
  米モンタナ州 Winnett で発見された、トロサウルス頭骨は2つの部分に石膏
 パッ