ヘスペロルニスは、海で潜水し、魚を獲っていましたが、ここで記載された1属4種からなるブロドア ビス科は、淡水で生活していました。後期白亜紀 (Maastrichtian) のアジアと北米に生息していたそう です。Brodavis mongoliensis, B.baileyi, B.americanus, B. vameri が記載されています。 Larry D. Martin, Evgeny N. Kurochkin & Tim T. Tokaryk (2012) A new evolutionary lineage of diving birds from the Late Cretaceous of North America and Asia. Palaeoworld (advance online publication) http://dx.doi.org/10.1016/j.palwor.2012.02.005 |
ノースカロライナ州立大ニュース March of the Fossil Penguins ナショナルジオグラフィック(日) ニュージーランド、オタゴ大のEwan Fordyce により1977年に採集されたペンギン標本が、ノース カロライナ大のDANIEL KSEPKAらにより研究され、復元されたそうです。体高1.27mといいますか ら、かなり巨大なペンギンです。 Kairuku という、マオリ語で食物を持ち帰ってくるダイバーという意味をもつペンギンは、1940年代 に初めて発見され、記載されていましたが、翼の骨の一部分しかない保存状態だったので、今回 の研究によりその全体像が詳細にわかり、復元にいたったそうです。JVPに掲載されるそうです。 |
遼寧省下部白亜系九仏堂層から産出した基盤的真鳥類 Schizooura lii の記載などがあ ります。論文はどれもダウンロードできます。 ZHOU Shuang, ZHOU Zhong-He & Jingmai K. O’CONNOR (2012) A NEW BASAL BEAKED ORNITHURINE BIRD FROM THE LOWER CRETACEOUS OF WESTERN LIAONING, CHINA. Vertebrata PalAsiatica 50(1): 9-24 中国科学院古脊椎動物与古人類研究所ニュース |
レビューです。アブストほにゃ訳 進化による変化は、移行的形態をもつ化石により記録される。それは生命史を理解する鍵と なる。これらの変化を再構築するためには、現生の組織においてどのように同様な特徴がある かを探ることにより、絶滅動物の機能的属性を解釈することが要求される。しかしながら、現生- 絶滅の比較はしばしば困難を伴う。なぜなら、現生成体の形は、しばしば化石材料と大幅に異 なっているからである。私たちは、現生鳥類の孵化後から成体への発達が、獣脚類恐竜の進 化による変化に、豊かで斬新な洞察を、どのように提供するのか説明する。幼体は、現生-絶 滅の比較において注目されてこなかったが、多くのグループにおける発達中の幼体は、解剖 学的および概念的に進化に伴う変化とパラレルな形態・機能・行動の中間段階を経る。発達 に伴う変化を探求することは、長らく謎であった進化の疑問に対し、観察できる、生態学的に 関連した解答を明示するかもしれない。 と、ここまでやっても、具体的なことはあまり出てきません。 アブストラクトのページには、各図版とその説明文が載っていますので、それらを見ると、もう 少し著者らのいうことがわかります。 Ashley M. Heers & Kenneth P. Dial (2012) From extant to extinct: locomotor ontogeny and the evolution of avian flight. Trends in Ecology and Evolution (advance online publication) http://dx.doi.org/10.1016/j.tree.2011.12.003 アブストラクト |
羽毛恐竜や、翼竜 Darwinopterus の性成熟個体とその卵が共にが産出している、Daohugou (道虎溝)生物群は、熱河生物群より古い年代とされていますが、その確実な年代は、これまで わかっていませんでした。中期ジュラ紀から前期白亜紀という幅があったのです。 今回、SHRIMP U-Pbジルコン年代法により、化石産出層の年代が明らかになりました。これに より、中国に初めて羽毛恐竜が出現した年代は1億61百万年より前であり、Archaeopteryx よ り紛れもなく古いことがわかりました。さらに、鳥盤類恐竜に初めて羽毛が現れたのは、前期白 亜紀の後期よりは1億59百万年以前であり、移行的形態の翼竜が出現したのは1億61百万年 以前であるとしています。 Yong-Qing Liu, Hong-Wei Kuang, Xiao-Jun Jiang, Nan Peng, Huan Xu & Hui-Yi Sun (2012) Timing of the earliest known feathered dinosaurs and transitional pterosaurs older than the Jehol Biota. Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology (advance online publication) http://dx.doi.org/10.1016/j.palaeo.2012.01.017 アブストラクト |
非鳥マニラプトル類恐竜から現生鳥類まで共有されている特徴の一つに鉤状突起と呼吸器の 構造があります。最近の研究から、これらの特徴はオヴィラプトル科およびドロマエオサウルス 科にみられることが示唆されています。オヴィラプトル科のCitipati osmolskae、基盤的アヴィアラ エ類のZhongjianornis yangi, Confuciusornis sanctus 及びより派生した鳥類 Yixianornisgrabaui これらのの胸郭の大きさは現生鳥類と同じであり、化石胸郭形態の幾何学的形状測定から、鉤 状突起により力学的な利点がもたらされるとしています。 これら骨格の特徴から、非鳥獣脚類 と基盤的アヴィアラエ類のフロースルー呼吸器システムにさらなる証拠をもたらし、鉤状突起は 現生鳥類よりはるかに前に放散した肺・気嚢システムによる換気を促進する鍵となった適応で あるとしています。 TICKLE, P. G., NORELL, M. A. and CODD, J. R. (2012) Ventilatory mechanics from maniraptoran theropods to extant birds. Journal of Evolutionary Biology (advance online publication) doi: 10.1111/j.1420-9101.2012.02465.x アブストラクト |
レビューです。アブストほにゃ訳 進化による変化は、移行的形態をもつ化石により記録される。それは生命史を理解する鍵と なる。これらの変化を再構築するためには、現生の組織においてどのように同様な特徴がある かを探ることにより、絶滅動物の機能的属性を解釈することが要求される。しかしながら、現生- 絶滅の比較はしばしば困難を伴う。なぜなら、現生成体の形は、しばしば化石材料と大幅に異 なっているからである。私たちは、現生鳥類の孵化後から成体への発達が、獣脚類恐竜の進 化による変化に、豊かで斬新な洞察を、どのように提供するのか説明する。幼体は、現生-絶 滅の比較において注目されてこなかったが、多くのグループにおける発達中の幼体は、解剖 学的および概念的に進化に伴う変化とパラレルな形態・機能・行動の中間段階を経る。発達 に伴う変化を探求することは、長らく謎であった進化の疑問に対し、観察できる、生態学的に 関連した解答を明示するかもしれない。 と、ここまでやっても、具体的なことはあまり出てきません。 アブストラクトのページには、各図版とその説明文が載っていますので、それらを見ると、もう 少し著者らのいうことがわかります。 Ashley M. Heers & Kenneth P. Dial (2012) From extant to extinct: locomotor ontogeny and the evolution of avian flight. Trends in Ecology and Evolution (advance online publication) http://dx.doi.org/10.1016/j.tree.2011.12.003 アブストラクト |
羽毛恐竜や、翼竜 Darwinopterus の性成熟個体とその卵が共にが産出している、Daohugou (道虎溝)生物群は、熱河生物群より古い年代とされていますが、その確実な年代は、これまで わかっていませんでした。中期ジュラ紀から前期白亜紀という幅があったのです。 今回、SHRIMP U-Pbジルコン年代法により、化石産出層の年代が明らかになりました。これに より、中国に初めて羽毛恐竜が出現した年代は1億61百万年より前であり、Archaeopteryx よ り紛れもなく古いことがわかりました。さらに、鳥盤類恐竜に初めて羽毛が現れたのは、前期白 亜紀の後期よりは1億59百万年以前であり、移行的形態の翼竜が出現したのは1億61百万年 以前であるとしています。 Yong-Qing Liu, Hong-Wei Kuang, Xiao-Jun Jiang, Nan Peng, Huan Xu & Hui-Yi Sun (2012) Timing of the earliest known feathered dinosaurs and transitional pterosaurs older than the Jehol Biota. Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology (advance online publication) http://dx.doi.org/10.1016/j.palaeo.2012.01.017 アブストラクト |
非鳥マニラプトル類恐竜から現生鳥類まで共有されている特徴の一つに鉤状突起と呼吸器の 構造があります。最近の研究から、これらの特徴はオヴィラプトル科およびドロマエオサウルス 科にみられることが示唆されています。オヴィラプトル科のCitipati osmolskae、基盤的アヴィアラ エ類のZhongjianornis yangi, Confuciusornis sanctus 及びより派生した鳥類 Yixianornisgrabaui これらのの胸郭の大きさは現生鳥類と同じであり、化石胸郭形態の幾何学的形状測定から、鉤 状突起により力学的な利点がもたらされるとしています。 これら骨格の特徴から、非鳥獣脚類 と基盤的アヴィアラエ類のフロースルー呼吸器システムにさらなる証拠をもたらし、鉤状突起は 現生鳥類よりはるかに前に放散した肺・気嚢システムによる換気を促進する鍵となった適応で あるとしています。 TICKLE, P. G., NORELL, M. A. and CODD, J. R. (2012) Ventilatory mechanics from maniraptoran theropods to extant birds. Journal of Evolutionary Biology (advance online publication) doi: 10.1111/j.1420-9101.2012.02465.x アブストラクト |
朝日新聞 ブラウン大プレスリリース(動画あり) AFPBB 始祖鳥標本の羽毛から試料を採取し、走査型電子顕微鏡で調べたところ、メラゾームとい う、メラニン色素が入った粒を発見、現生の鳥類87種のメラゾームと比較した結果、95%の確 率で黒とわかったそうです。 Ryan M. Carney, Jakob Vinther, Matthew D. Shawkey, Liliana D'Alba & Jorg Ackermann New evidence on the colour and nature of the isolated Archaeopteryx feather Nature Communications 3, Article number: 637 doi:10.1038/ncomms1642 アブストラクト |
BELL, E., ANDRES, B. and GOSWAMI, A. (2011). Integration and dissociation of limb elements in flying vertebrates: a comparison of pterosaurs, birds and bats. Journal of Evolutionary Biology (advance online publication) doi: 10.1111/j.1420-9101.2011.02381.x アブストラクト |
テスト版にアップしました。 |
テスト版にアップしました。 |
Jingmai K. O'Connor, Luis M. Chiappe, Chunling Gao, and Bo Zhao Anatomy of the Early Cretaceous bird Rapaxavis pani (Aves: Enantiornithes) Acta Palaeontologica Polonica in press doi:10.4202/app.2010.0047 Rapaxavis pani は遼寧省の九仏堂層から産出したロンギプテリクス科鳥類です。 その剖出の進行に伴い、新たに加わった情報によりその形態を再検討しています。 |
遼寧省葫芦島市建昌県頭道管子郷西店の下部白亜系九仏堂層から産出した孔子鳥の 新種を記載しています。 Confuciusornis jianchangensis 建昌孔子鳥 種小名は産出地建昌から。建昌地区から初めて発見された孔子鳥だからでしょう。 特徴:前肢や肩帯は保存されていませんが、小型のサイズ、鱗状骨は三角形に近い形、 方形骨は大きい、歯骨の前端に突起がある、足根中足骨の近位は癒合、第5中足骨は無 い、尾端骨は幅広く厚みがある等により他種と区別されるとしています。 LI Li(李莉),WANG Jing-qi(王晶琦),HOU Shi-in(侯世林) A New Species of Confuciusornis from Lower Cretaceous of Jianchang, Liaoning, China 世界地質2010, 29(2)pp.183-187 アブストラクト |
ディスカバリー ナショナルジオグラフィック(日(歯 全身骨格 頭骨)) 鳥類の翼開長のレコードですね。体重は16~29kgとされています。チリで発見された骨歯 鳥類Pelagornis chilensis は同類として最大で、骨格も立体的に保存されたものです。 GERALD MAYR; DAVID RUBILAR-Rogers Osteology of a new giant bony-toothed bird from the Miocene of Chile, with a revision of the taxonomy of Neogene Pelagornithidae Journal of Vertebrate Paleontology, Volume 30, Issue 5 September 2010 , pages 1313 - 1330 DOI: 10.1080/02724634.2010.501465 アブストラクト |
オハイオ大ニュース NSF ナショナルジオグラフィック(日) 恐竜絶滅後の哺乳類は、ワニと恐鳥類に脅かされる日々を送ったと、NHK スペシャル「恐竜絶滅 ほ乳類の戦い」でも強調していました。番組ではその 足に注目していたようですが、今回の研究は、その頭骨とくちばしの解析から 獲物を捕らえる習性を解き明かしたものです。 この研究では、約600万年前、アルゼンチン北西部に生息していた中型の種、 Andalgalornis の頭骨を解析しています。頭骨をCTスキャンし、コンピュータ内 で再構成した上で、有限要素法により、くちばしも含めた頭骨各部の強度を可 視化しています。 研究結果によれば、くちばしを突出し、また頸を後ろに引く方向には十分な強度 があります。しかし、頭を振る動きに対しては強度が低いことがわかりました。 そのため、獲物を捕らえるためには、比較的小さい獲物に対し、くちばしをボク サーのジャブのように素早く何度も打ち下ろすやり方をした、としています。 Federico J. Degrange, Claudia P. Tambussi, Karen Moreno, Lawrence M. Witmer, Stephen Wroe Mechanical Analysis of Feeding Behavior in the Extinct “Terror Bird” Andalgalornis steulleti (Gruiformes: Phorusrhacidae) PLoS ONE 5(8): e11856. doi:10.1371/journal.pone.0011856 論文 解析画像、動画、解説など WitmerLab |
林原プレスリリース 47ニュース 現生でいえば、ミチバシリのような生態でしょうか。飛ぶことはできるが、もっぱら地 上を走り回り、地上で餌をとり、地面に巣を作るタイプの鳥類ということです。 第三中足骨と第四中足骨の癒合した先端部分に血管が通る穴が存在する点から、 現生の鳥類の祖先グループであるオルニチュウロモルファ類に分類される。また、第 四中足骨が非常に短いこと、脛骨と大腿骨の関節面が特殊なことから新種の鳥化石 であると判断したとのことです。 Hollanda luceria と命名されています。属名はチアッペ博士が所属するロサンゼルス 郡立博物館恐竜研究所の研究支援者Holland氏にちなむ、種小名はラテン語で輝く。 Bell et al.(2010) Description and ecologic analysis of Hollanda luceria, a Late Cretaceous bird from the Gobi Desert (Mongolia) Cretaceous Research Volume 31, Issue 1, February 2010, Pages 16-26 論文 |
Sheffield大 Murdoch大 BBC AFPBB 化石卵殻にDNAが保存されていることを明らかにしたのは、これが初めてではな いでしょうか。研究者たちは、マダガスカルの象鳥(エピオルニス)、オーストラリアの エミューと絶滅したフクロウ、そしてニュージーランドのモアと絶滅カモの卵殻を用い 多くのサンプルから非常によい保存状態の核・ミトコンドリア両方のDNAを取り出し ています。 モアの卵殻は、骨に比べ細菌性負荷が約125分の1ということです。このような暖か い地方で良好なDNAが保存されていることから、卵殻は非常に優秀なDNA保存材 であるといえます。 卵殻を用いた新しい研究がこれから展開されるかもしれませんね。 Charlotte L.. O. et al (2010) Fossil avian eggshell preserves ancient DNA Proceedings B doi: 10.1098/rspb.2009.2019 アブストラクト(論文ダウンロード可) |
WANG Xuri, Jingmai K. O’Connor, ZHAO Bo, Luis M. Chiappe, Gao Chunling and Cheng Xiaodong New Species of Enantiornithes (Aves: Ornithothoraces) from the Qiaotou Formation in Northern Hebei, China Acta Geologica Sinica,2010,84(2):247-256 アブストラクト Shenqiornis mengi 新属新種を記載しています。 非常によく保存された頭骨があり、そのため、大型の後眼窩骨に、長く先細りにな る頬骨突起があり、そのためある種のエナンティオルニス類は、Confuciusornisと 同様、完全に双弓類の頭骨だったかもしれないことを示す。標本の歯の形態は独 特で、エナンティオルニス類の中でこれまで知られていなかった食性の特殊化を示 すらしいとしています。 |
ニューサイエンティスト 始祖鳥Archaeopteryx には立派な歯があるのに、それから2千万年もたつと歯 のない鳥類が現れる。これはなぜか。一つの解答が示されています。 周忠和、張福成らが記載した遼寧省下部白亜系九仏堂層産出の鳥類、 Zhongjianornis yangi の研究から、初期の鳥類は4つのグループで別々に歯を失 い、くちばしを形成したことがわかりました。そこで、歯を残していた鳥類と歯を失っ た鳥類の骨格を比較すると、歯を残した鳥類のほうが飛行に適応した骨格をしてい ることがわかったそうです。 適応していない骨格の鳥類は、重心から最も遠い頭部の重量を減らすために歯を 失ったのだそうです。 Zhonghe Zhou(周忠和) and Fucheng Zhang(張福成) Zhiheng Li 2009. A new Lower Cretaceous bird from China and tooth reduction in early avian evolution Proceedings of the Royal Society B, DOI: 10.1098/rspb.2009.0885 論文ダウンロードできます。 |
ニューサウルウェールズ大ニュース アデレード大ニュース(最終稿でない論文あり) ニュージーランドに600年前まで生存していたモア類の亜化石に含まれるミトコンドリ アDNAの研究により、その進化史が明らかになるとともに、ニュージーランド島の歴史 も明らかにしたそうです。 これまでの研究では、モア類は20属、64種にもなることが示唆されていたそうです。 しかしこの研究では3科6属9種にまとめられました。 ディノルニス科のDinornis 、エミュー科のPachyornis, Emeus, Anomalopteryx, Euryapteryx 及び新しい科で基盤的モア類とされるメガラプテリクス科のMegalapteryx です。 では、このモア類がどう進化してきたのかは、ニュージーランドがたどった歴史と切り離 して考えることはできません。 ニュージーランド南北島は約6千万年前にゴンドワナ大陸から分離し、モア類の共通祖 先も、他のゴンドワナ大陸から分かれた各地の鳥類(ダチョウやレアなど)の祖先と分か れていきました。約2500万年前にはニュージーランドは殆ど水没した時代もありました。 その後、約150万年前まで南島と北島は広い海に隔てられていたそうです。 このような環境の中、モア類は南島で、サザンアルプスが700万年前に隆起し、環境の 多様化が進んでから多様に進化したことがわかりました。北島には150万年前以降、南 北島がつながった時期に分布を広げていったそうです。 M. Bunce, T. H. Worthy, M. J. Phillips, R. N. Holdaway, E. Willerslev, J. Haile, B. Shapiro, R. P. Scofield, A. Drummond, P. J. J. Kamp, and A. Cooper(2009) The evolutionary history of the extinct ratite moa and New Zealand Neogene paleogeography PNAS published online before print November 18, 2009, doi:10.1073/pnas.0906660106 アブストラクト |
遼寧省朝陽市建昌県の九仏堂層から産出した、殆ど完全な関節した亜成体骨格 が記載されました。 Jianchangornis microdonta (小歯建昌鳥) 属名は産出地建昌から。種小名は歯骨にある小さい歯から ZHOU Zhong-He(周忠和), ZHANG Fu- Cheng(張福成), LI Zhi-Heng(李志恒) 2009. A NEW BASAL ORNITHURINE BIRD (JIANCHANGORNIS MICRODONTA GEN. ET SP. NOV. ) FROM THE LOWER CRETACEOUS OF CHINA VERTEBRATA PALASIATICA(古脊椎動物学報) vol.47 No.4 pp.299-310 論文 |
同じく古脊椎動物学報に掲載された論文です。 XU Xing(徐星), GUO Yu(郭昱) 2009. THE ORIGIN AND EARLY EVOLUTION OF FEATHERS: INSIGHTS FROM RECENT PALEONTOLOGICAL AND NEONTOLOGICAL DATA VERTEBRATA PALASIATICA(古脊椎動物学報) vol.47 No.4 pp311-329 論文 なお、古脊椎動物学報は、中国科学院古脊椎動物与古人類学研究所(IVPP)のサイト に、1973年以降の論文がPDFで掲載されています。学報文章目録で年次から調べて もいいし、学報文章下載で新しい論文を確認することもできます。 |
フロリダ州立大ニュース ユーレカアラート Archaeopteryx の大腿骨等長骨資料を偏光顕微鏡で観察したところ、急速な成 長であれば血管が発達し、繊維の成長方向があらゆる方向の網状骨になっている のですが、その骨は無血管性骨の平行繊維質骨であり、その成長速度は、デイノ ニコサウリア類やオヴィラプトロサウリア類恐竜と同程度だったことがわかりました。 Archaeopteryx ばかりでなく、中国産の初期鳥類 Jeholornis prima やSapeornis chaochengensi でも、骨の構造は同様であることが確認されました。一方、約9,400 万年前北米にいたIchthyornis dispar では現生鳥類同様の網状骨がよく見られるそ うです。 現生鳥類はヒナが成鳥になるまで数週間しかかかりません。一方、Archaeopteryx は成体になるまでに970日かかった(後期ジュラ紀の1年は375日)そうです。また成体 の大きさはワタリガラス(Common Raven (Corvus corax)体長56~69cm) 程度だった としています。 鳥類の飛行は、恐竜の生理でも可能であり、成長や代謝の増加は鳥類進化のある 時期からだったことになります。結局、Archaeopteryx は羽毛恐竜と変わりなかった のでしょうか。 Erickson GM, Rauhut OWM, Zhou Z, Turner AH, Inouye BD, et al. (2009) Was Dinosaurian Physiology Inherited by Birds? Reconciling Slow Growth in Archaeopteryx. PLoS ONE 4(10): e7390. doi:10.1371/journal.pone.0007390 論文 参考:bone histology |
遼寧省の九仏堂層から産出したほぼ完全な骨格に基づき記載されています。 Zhongjianornis yangi (楊鐘健鳥) 中国古生物学の父、楊鐘健(C.C.Young)の没後30年を記念して命名されています。 上下の顎に歯は無く、嘴は先尖。上腕骨には大きくがっしりした三角胸筋稜がある などの特徴があります。 系統的にはConfuciusornis(孔子鳥)や他の主要な中生代鳥類(Enantiornithes and Ornithurae)に対し基盤的としています。よって前期白亜紀の鳥類放散について新しい 情報をもたらし、最も基盤的な鳥類において完全に歯を失っていたこと、またくちばしの 形成は鳥類の異なった系統で独立して数回起こったこと等が示されるとしています。 Zhonghe Zhou and Fucheng Zhang Zhiheng Li A new Lower Cretaceous bird from China and tooth reduction in early avian evolution Proc. R. Soc. B published online before print July 8, 2009, doi:10.1098/rspb.2009.0885 アブストラクト 化石網 |
佐賀新聞 |
カリフォルニア大ニュース カリフォルニア大出版部ニュース 化石網 遼寧省の義県層から産出したこの新種はConfuciusornis 属中最大。前後肢比 が最大、V字形の叉骨、長方形の三角胸筋稜、上腕骨近位端に楕円形の孔が無 い、非常に細長い小翼指、かなり長い、恥骨長の2/3の長さがある坐骨及び胸骨 の形態にその固有の特徴があります。解剖学的特長から樹上性であることが示唆 されるとしています。 種小名は、同大のAlan Feduccia に献名したものです。 Zihui Zhang(張子慧), Chunling Gao, Qingjin Meng, Jinyuan Liu, Lianhai Hou and Guangmei Zheng Diversification in an Early Cretaceous avian genus: evidence from a new species of Confuciusornis from China Journal of Ornithology DOI:10.1007/s10336-009-0399-x アブストラクト |
47ニュース AP ロイターUK ペルー南部イカ州の沿岸地方で発見された1千万年前の古顎類鳥類の頭骨ほ かの化石です。翼開長約6m、頭骨長は40cmとのことです。 |
ナショナルジオグラフィック(日) |
オハイオ大ニュース オハイオ大ウィットマー研究室 英自然史博物館ニュース 内耳の蝸牛の長さや形状は、可聴能力や行動に関連しています。まず59の現生爬 虫類や鳥類骨内蝸牛の長さや形状が調べられました。そして、それが聴覚能力や他の 能力とどう関連するかが調べられました。同様に始祖鳥化石についてもCTスキャンが 行われ、現生動物と比較すると、その聴覚能力は現生鳥類、特にエミューに非常に近い ものだったことが判ったそうです。 Stig A. Walsh, Paul M. Barrett, Angela C. Milner, Geoffrey Manley and Lawrence M. Witmer Inner ear anatomy is a proxy for deducing auditory capability and behaviour in reptiles and birds Proc. R. Soc. B doi:10.1098/rspb.2008.1390 オハイオ大ウィットマー研究室から論文ダウンロードできます。 |
スタンフォード大ニュース 同国立加速器研究所ニュース 同イメージギャラリー ビデオギャラリー 始祖鳥のサーモポリス標本は、独ゾルンフォーヘンで発見された後、紆余曲折を経て 2007年、ワイオミング恐竜センターの所蔵となりました。 現在、その研究プロジェクトが進められています。ニュースによると、スタンフォード大の 加速器研究所で、X線のビームでスキャンをし、化石内部を調査しています。X線により 化石内部の科学組成を調べ、骨だけでなく羽毛などが内部にどう隠されているか明らか にすることを目的にしています。 |
孔子鳥、Confuciusornis sanctus は中生代鳥類の中で最も標本数が多い鳥で す。印象深いのは、尾羽の長い個体とそうでない個体の2羽がそのまま一緒に化 石となった標本。いかにも雌雄仲良く1億年と思われます。 しかし、これは本当に雌雄かとLuis M. Chiappeらは、私蔵されていない106標本を 計測してみました。その結果、尾羽の有無と体の大きさの分布には何の関連もない ことがわかったそうです。 Chiappe, L. M. et al 2008. Life history of a basal bird: morphometrics of the Early Cretaceous Confuciusornis Biol. Lett. doi:10.1098/rsbl.2008.0409 アブストラクト Supplemental Material でJinzhouornis(J. zhangjiyingia 及び J.yixianensis) は、 C. sanctus のジュニアシノニムであることが示唆されるとしています。 |
Volume 51 Issue 4 (July 2008)には、数々の興味深い論文が掲載されています。 うち、いくつか CHUNLING GAO, LUIS M. CHIAPPE, QINJING MENG, JINGMAI K. O'CONNOR, XURI WANG, XIAODONG CHENG and JINYUAN LIU. 2008. A NEW BASAL LINEAGE OF EARLY CRETACEOUS BIRDS FROM CHINA AND ITS IMPLICATIONS ON THE EVOLUTION OF THE AVIAN TAIL. Palaeontology 51: pp.775-791. 10.1111/j.1475-4983.2008.00793.x 中国遼寧省凌源市近郊の義県層から産出した、新しい鳥類Zhongornis haoae を記 載しています。骨質の長い尾から、尾が短くなり、数個の骨が尾端骨に癒合する中間 形態をしているそうです。尾は短くなっていますが、尾端骨はありません。 系統的位置づけは、全てのパイゴスティル類と姉妹群をなすとしています。 |
LI Li(李莉),HU Dong-yu ,DUAN Ye ,GONG En-pu, HOU Lian-hai ALETHOALAORNITHIDAE FAM. NOV. :A NEW FAMILY OF ENANTIORNITHINE BIRD FROM THE LOWER CRETACEOUS OF WESTERN LIAONING 遼寧西部下白亜統反鳥類一新科——Alethoalaorvithidae fam.nov. Acta Palaeontologica Sinica_ 46 (3): 365-372.アブストラクト 遼寧省朝陽市朝陽県太平房原家窪から産出したエナンティオルニス鳥類化石に基づき、新 しい科が設立されています。 カタイオルニス形類の中の新科 Alethoalaornithidae 真翼鳥科 Alethoalaornis agitornis 新属新種 属名"Aletho"はラテン語で真、"-alo"翼 種小名"agit"ラテン語で敏捷な |
DAVID M. WATERHOUSE, BENT E. K. LINDOW, NIKITA V. ZELENKOV, GARETH J. DYKE (2008) TWO NEW PARROTS (PSITTACIFORMES) FROM THE LOWER EOCENE FUR FORMATION OF DENMARK Palaeontology 51 (3) , 575–582 doi:10.1111/j.1475-4983.2008.00777.x アブストラクト デンマーク始新世約54百万年前の地層から産出した2つのオウム類化石を記載しています。 1つはPseudastur科に属するとされ、もう1つは新属新種Mopsitta tanta と命名されています。 これは、既知最大の化石オウム類ということです。両方ともこれまで最古のオウム類化石となる そうです。 IRCSET |
これもMLでは4月22日に流れていました。 Zhou, Z., Clarke, J., and Zhang, F. 2008. Insight into diversity, body size and morphological evolution from the largest Early Cretaceous enantiornithine bird. Journal of Anatomy. doi:10.1111/j.1469-7580.2008.00880.x.アブストラクト 中国遼寧省朝陽市太平房前期白亜紀、九仏堂層から産出したエナンティオルニス類鳥 類(IVPP V15336)部分的に関節した殆ど完全な骨格 を記載しています。 Pengornis houi 属名"Peng"は中国語"鵬"+ギリシャ語"ornis"鳥 種小名は中国古鳥類学の開拓者、侯連海に献名 基盤的エナンティオルニス類としていますが、これまで真鳥類のみに見られる特徴も有 しています。 体の大きさは大腿骨長の比較ではConfuciusornis sanctus と同じくらいです。 |
ZHANG Fucheng(張福成) ZHOU Zhonghe(周忠和) Benton Michael 2008. A primitive confuciusornithid bird from China and its implications for early avian flight Science in China Series D-Earth Sciences 2008 Vol.51 No. 5 pp.625-639 082007-643 アブストラクト英文 中文 論文ダウンロードできます 中国河北省豊寧(Fengning)県四岔口(Sichakou)郷の前期白亜系大北溝層(1億31百万年前)か ら産出した、殆ど完全な標本(IVPP V11977)により孔子鳥科の新属新種を記載しています。同科 で最も原始的ということです。 Eoconfuciusornis zhengi 鄭氏始孔子鳥 属名はギリシャ語"eo"(暁)+confuciusornis 種小名は卓越した中国の鳥類学者鄭光美に献名。 これまで知られていた孔子鳥科鳥類の年代は約1億2千万年前から1億2千5百万年前でした。同 科鳥類の出現が11百万年遡るとともに、同科は前期白亜紀鳥類で最も長く存続した科となりまし た。 Eoconfuciusornis zhengi とその近縁を比較すると、多くの骨格上の変化があります。例えば、上 腕骨の三角胸筋稜や胸骨の竜骨突起が大きくなったことがあげられます。明らかに飛行能力の発 達への適応を示しています。 ブリストル大ニュースでは同科について角質の嘴を持った最古の鳥類と紹介し、Eoconfuciusornis zhengi をArchaeopteryx と他の遼寧省の鳥類との間を埋める位置にあり、鳥類の飛行能力発達の 中間的段階にあると紹介しています。 中国科学院ニュース |
YUAN Chongxi A New Genus and Species of Sapeornithidae from Lower Cretaceous in Western Liaoning, China ACTA GEOLOCICA SINICA(地質学報英文版) vol.82 No.1 pp.48-55 サペオルニス科鳥類はこれまでSapeornith chaoyangensis のみが記載されています。 今回、同科の新属新種として記載されました。 Didactylornis jii gen. et sp. nov. |
Vincent Perrichot, Loïc Marion, Didier Néraudeau, Romain Vullo, and Paul Tafforeau The early evolution of feathers: fossil evidence from Cretaceous amber of France Proc. R. Soc. B. 10.1098/rspb.2008.0003 論文ダウンロードできます。 フランス西部で発見された琥珀の中の羽毛。その原始的な特徴について報告しています。 Telegraph ナショナルジオグラフィック |
TVNZ ニュージーランド、チャタム諸島で6千5百万年前に遡る海鳥の化石が発見されたそうです。 |
ネイチャー2月21日号 p985 doi:10.1038/nature06517 Kenneth P. Dial, Brandon E. Jackson & Paolo Segre A fundamental avian wing-stroke provides a new perspective on the evolution of flight 1月24日、ネイチャーAdvance online publicationで公開された論文です。 地上性鳥類の若鳥の成長の間にみられる、原始的な移動運動様式(降下飛行と傾斜面を 羽ばたきながら走り上がる運動)から水平飛行までの羽ばたきの運動学的性質の比較を初 めて報告したものです。地上性鳥類は、重力方向に対して20 °未満の狭い範囲に限られる 羽ばたきを孵化後間もなく開始し、これは成鳥になっても継続する。この羽ばたきによって、 空力学的な力が水平面に対して約40 °上方に向けられ、180 °の範囲での進行が可能に なるそうです。 「個体発生における翼の移行(ontogenetic-transitional wing)」仮説を提唱しています。 羽ばたきのエボデボとでもいうのでしょうか。 |
Chiappe, Luis M. Ji, Shu-An. Ji, Qiang. Juvenile birds from the early Cretaceous of China : implications for enantiornithine ontogeny American Museum novitates, no. 3594 |
ZHENG Xiaoting, ZHANG Zihui and HOU Lianhai(侯連海) A New Enantiornitine Bird with Four Long Rectrices from the Early Cretaceous of Northern Hebei, China ACTA GEOLOGICA SINICA(地質学報英文版) vol.81 No.5 pp.703-708 中国河北省豊寧の義県層から産出したエナンティオルニス類鳥類を記載しています。 新属新種 Paraprotopteryx gracilis として記載しています。 属名から連想されるprotopteryx と同じように長い尾羽それも4枚も持っています。 |
ユーレカアラート Christopher L. Glen, and Michael B. Bennett Foraging modes of Mesozoic birds and non-avian theropods Current Biology, Vol 17, R911-R912, 06 November 2007 足の爪の湾曲具合から、鳥類の祖先は地上で採食としています。 |
Sankar Chatterjee, R. Jack Templin{ddagger and Kenneth E. Campbell, Jr. The aerodynamics of Argentavis, the world’s largest flying bird from the Miocene of Argentina 7.31.07 PNAS | July 24, 2007 | vol. 104 | no. 30 | 12398-12403 OPEN ACCESS ARTICLE |
ネイチャーニュース パンテオンでは3月30日に紹介しました。山東省で発見された対趾足の足跡化石から ミチバシリ(ロードランナー)のようなのようなニッチェを占めていた鳥が後期白亜紀にいた としています。足跡はShandongornipes muxiai と命名されています。 Lockley, M. G., Li, R., Harris, J. D., Matsukawa, M. & Liu, M. Earliest zygodactyl bird feet: evidence from Early Cretaceous roadrunner-like tracks Naturwissenschaften 94, 657-665 (2007). |
時事 |
読売 時事 ニューサイエンティスト ネイチャーニュース サイエンスナウ ナショナルジオグラフィック アメリカ自然史博物館ニュース ノースカロライナ州立大ニュース ジュリア・クラークら論文 ペルーで発見された2種のペンギンを記載しています。1種は約3600万年前に生息し ていた巨大ペンギン、Icadyptes salasi 。1.5m以上mp身長で、クチバシも非常に長い のが特徴です。 もう1種は、約4200万年前にいた Perudyptes devriesi これは現生のキングペンギンと、 ほぼ同じ大きさだそうです。 極地に行くほど体が大きいというわけではなかったようですね。ペンギンの進化史のを書き 直す必要があるそうです。 Julia A. Clarke, Daniel T. Ksepka et al Paleogene equatorial penguins challenge the proposed relationship between penguin biogeography, diversity, and Cenozoic climate change Proceedings of the National Academy of Sciences (DOI: 10.1073/pnas.0611099104) アブストラクト |
Evgeny N. Kurochkin, Gareth J. Dyke, Sergei V. Saveliev, Evgeny M. Pervushov, Evgeny V. Popov A fossil brain from the Cretaceous of European Russia and avian sensory evolution Biology Letters FirstCite Early Online Publishing DOI: 10.1098/rsbl.2006.0617 論文ダウンロードできます。 ロシア、ヴォルゴグラード地方の‘Melovatka-3’サイトでリン酸塩コンクリーションの中 から発見された、鳥類頭蓋内キャスト(後期白亜紀95-93百万年前)について記載し、鳥 類の感覚器官の進化について議論しています。 この脳の大きさは始祖鳥ロンドン標本とほぼ同じですが、幅は13.2mmあるそうです。 始祖鳥の脳と比較すると、この脳から、初期鳥類の脳の増大は羽ばたき飛行進化と関 連していないことが示唆されるそうです。 |
Martin G. Lockley, Rihui Li, Jerald D. Harris, Masaki Matsukawa and Mingwei Liu Earliest zygodactyl bird feet: evidence from Early Cretaceous roadrunner-like tracks Naturwissenschaften DOI 10.1007/s00114-007-0239-x 鳥類の足の指のうち、第1趾・第4趾が後方を向き、第2趾・第3趾が前方を向くものを対趾足と いいます。"X"字のような感じですね。現生ではオウム類、フクロウ類、カッコウ類などがこの足 指をしています。 本論文では中国山東省で発見された対趾足の足跡化石を記載しています。Shandongornipes と 命名しています。その行跡から、ミチバシリのようなニッチェを占めていた鳥が後期白亜紀にいた としています。 |
GERALD MAYR, BURKHARD POHL , SCOTT HARTMAN2 and D. STEFAN PETERS The tenth skeletal specimen of Archaeopteryx Zoological Journal of the Linnean Society Volume 149 Issue 1 Page 97 - January 2007 doi:10.1111/j.1096-3642.2006.00245.x アブストラクト 表題のとおり、始祖鳥第10標本(サーモポリス標本)を記載しています。その口蓋骨は、非鳥獣 脚類のように四方的であり、他の鳥類のような三方的なものではないそうです。その他の特徴は 後日紹介します。 |
フロリダ大ニュース ライブサイエンス MSNBC これまで北米の恐鳥類Titanis walleri は、約300万年前、パナマ地峡が南北アメリカ大陸をつな いでから北米に入ってきたと考えられてきました。しかし、フロリダ自然史博物館のMacFaddenら が、中部フロリダのサンタフェ河から産出した6標本について、化石に含まれる希土類により年代 測定したところ、年代は、約5百万年前と測定されました。恐らく後にパナマ地峡になる島づたいに 北米に入ったのだろうということです。 この論文は、Geology誌2月号に掲載されるそうです。 Bruce J. MacFadden, Joann Labs-Hochstein, Richard C. Hulbert Jr, Jon A. Baskin Revised age of the late Neogene terror bird (Titanis) in North America during the Great American Interchange Geology Volume 35, Issue 2 (February 2007)pp. 123–126 DOI: 10.1130/G23186A.1 |
12.11.06 Luis M. Chiappe, Shigeru Suzuki, Gareth J. Dyke, Mahito Watabe, K. Tsogtbaatar and Rinchen Barsbold Journal of Systematic Palaeontology Forthcoming article doi:10.1017/S1477201906001969 白亜紀後期のゴビ砂漠で発見されたエナンティオルニス類鳥類を記載しています。立体的に保存された 化石だそうです。含気化した叉骨などの特徴があるそうです。どうも飛ぶことをやめてしまった鳥のようで す。エナンティオルニス類は一般に飛行に長けた鳥とされていますが、その中で制限された飛行能力しか ない例として初めての証拠となるそうです。アブストラクトでは学名に触れていませんが、DinosaurMLによ ると、Elsornis keni というそうです。 |
張玉光他 古脊椎動物学報第44巻第4期pp.297-306 論文(PDF) |
Skull morphology of giant terror birds Luis M. Chiappe and Sara Bertelli ネイチャー10月26日号 Nature 443, 929(26 October 2006) | doi:10.1038/443929a アルゼンチン、パタゴニアのComalloから産出した巨大恐鳥類の殆ど完全な頭蓋(BAR 3877-11)を 報告しています。長さ716mmという、大きさです。これまで、巨大恐鳥類の頭蓋は、それより小さい恐 鳥類の頭蓋を拡大したものとして考えられてきました。側面から見ると、分厚いくちばしをしているとさ れていました。しかし、この頭蓋のくちばしは、はるかにうすく、長いものになっています。また、足根中 足骨もこれまで知られる最大の恐鳥類より10%長く、骨軸の径と長さの比が0.11と細長いため、かなり す早く走れたのでないかということです。 報道では、この頭蓋の詳細な記載はJVPに掲載されるそうです。 ニューサイエンティスト newsguide.us ネイチャーニュース ナショナルジオグラフィック |
18日付で紹介した論文のニュースが流れています。 ユーレカラート MSNBC カルガリー大ニュース Structure and function of hindlimb feathers in Archaeopteryx lithographica Nick Longrich Paleobiology: Vol. 32, No. 3, pp. 417–431.doi: 10.1666/04014.1 |
ヤフーニュース(AFP) Zee news.com 星島環球網 韓国国立教育大の地球科学教授Kim Jeong-Yulの発表。ソウルから南に270kmのChangseon 島で彼のチームは100の足跡化石を発見したそうです。およそ1億1千万年前、足跡の大きさは、 幅4.5cm、長さ5.1cmだそうです。韓国自然科学協会に報告され、"Ignotornis yangi."と命名された そうです。ここから180km西のHaenam 郡には、これまで最古とされた9400万年前の水かきのある 鳥の足跡があるそうです。 |
Parallel Evolution of Theropod Dinosaurs and Birds E. N. Kurochkin Zoologicheskii Zhurnal. 85(3): pp.283-297. DOI: 10.1134/S0013873806100046 この論文が多くの支持を得るかどうかわかりませんが・・・ 獣脚類と古鳥類(Sauriurae) には多くの共有派生形質があるが、真鳥類とはそれは認められない。 しかし、真鳥類が単系統であることは示唆されている。古鳥類と真鳥類が独立した起源をもつという 仮説は立証されている。前者はジュラ紀の獣脚類に起源をもつが、後者は三畳紀後期の基盤的主 竜形類群から進化した。鳥類が中生代前期から存在したことは、世界各地に残る上部三畳系及び 下部ジュラ系の足跡の発見により支持されている。 |
A beaked basal ornithurine bird (Aves, Ornithurae) from the Lower Cretaceous of China Zhonghe Zhou(周忠和) & Fucheng Zhang(張福成) Zoologica Scripta Volume 35 Page 363 -373 July 2006 doi:10.1111/j.1463-6409.2006.00234.x 遼寧省義県の義県層から産出した基盤的真鳥類 Archaeorhynchus spathula gen. et sp. nov.を記載。 歯のない顎をもち、rhynchokinetic (嘴可動性?)のある頭蓋だったそうです。また、3ダースの胃石があり 植物食が示唆されるそうです。 |
飛べない鳥ドードーは、あんなに有名な鳥なのに、完全な骨格は残っていません。1755年、オッ クスフォードの博物館にあった標本が火災ではかなくなったからです。 オランダ、国立自然史博物館のチームは、昨年もモーリシャスでドードーの骨を発見したそうです。 しかし、今度の発見はより重要なもので、完全な腰部、大腿骨、腓骨、脛足根骨及び下足根骨が、 含まれるそうです。 BBC MSNBC ヤフーニュース オランダ国立自然史博物館 プレスリリース ドードー発掘ブログ |
モーリシャスのサトウキビ農園で20体のドードー成鳥及び雛からの700 個の骨を発見し、オランダのライデン国立博物館に提示されたそうです。 ABC BBC MSNBC ライブサイエンス |
朝日 ヤフーニュース(時事) ナショナルジオグラフィック |
allAfrica.com 以前、イルカの分解したコラーゲンが「原羽毛」と同様であるというような論 文がNaturwissenschaften誌に掲載されました。この著者は最近、フェデュー シャ達とJournal of Morphology誌に「恐竜は鳥でない」派の見解をまとめたレ ビューを掲載しています。この記事は、その著者、クヮズールー・ナタール大の 古生物学者Theagarten Lingham-Soliar教授 の側に立ち、同論文を紹介して います。さて、同論文はどのくらい受け入れられるものでしょうか。コロンビア 大の Walter Bock教授は賞賛しているようですが。 |
ノースカロライナ大ニュース アラン・フェデューシャらによる論文がJournal of Morphologyに10日掲載される そうです。現生爬虫類の皮膚を強力な顕微鏡で調べ、プロトフェザーと言われる ものは、皮膚の分解したものと関連しているというのです。microraptor類は、彼 によると鳥類に入るので、真の羽毛を持っていて当然ということのようです。 Do Featured Dinosaurs Exist?: Testing the Hypothesis on Neontological and Paleontological Evidence Alan Feduccia, Theagarten Lingham-Soliar, and J. Richard Hinchliffe Journal of Morphology, Published Online: October 10, 2005 (DOI: 10.1002/jmor.10382). ユーレカラート |
DinosaurMLでJerry D. Harris が紹介しているので、一応紹介。 PDFファイルでは14ページにある羽毛など。 HTMLでも同じ写真を見ることができます。ドイツ語なので、意味はあまりわかりま せんが・・・ |
年数がかかった6.16.05 成体と同じ大きさに成長するのに約10年、さらに性的成熟に達するの に数年かかったそうです。そのため、ニュージーランドにポリネシア人 が到達すると急速に絶滅してしまったのだそうです。 ネイチャー6月16日号 BBC ナショナルジオグラフィック |
中国大使館 福井県立恐竜博物館の東洋一副館長らが"華美金鳳鳥"の産地を訪問し、地 質調査を行ったそうです。 新華社 |
朝日新聞 |
Description of a new enantiornithine bird from the Early Cretaceous of Hebei, northern China Fucheng Zhang(張福成), Per G.P. Ericson, and Zhonghe Zhou(周忠和) Canadian Journal of Earth Sciences Vol.41, No. 9, pp.1097-1107 残念ながらアブストラクトも未だです。 |
9.09.04 |
類鳥類とその歯の発達 4.14.04 |
紀前期化石 2.12.04 |
羽毛と一致する 7.28.03 |
の解剖構造 6.23.03 |
Archaeopteryxと比較されたJeholornis 4.21.03 |
The morphogenesis of feathers ネイチャー11月21日号掲載 Nature 420, 308 - 312 (2002); MINGKE YU, PING WU, RANDALL B. WIDELITZ & CHENG-MING CHUONG 10月31日付けネイチャーadvance online publicationで紹介した研究。 正式に掲載されました。 ネイチャージャパン(無料の登録必要) 今週のフィーチャーでアブストラクト部の訳が読めます。論文ダウン ロードもできます。 11月21日付け”羽毛の形態形成”の共同執筆者 ここでもネイチャー論文がダウンロードできます。ネイチャー掲載の 写真もあります。他論文アブストラクトへのリンクなども。 |
て、その影響 1.15.02 |
of western Liaoning, China 7.30.01 |