シノカリオプテリクス・ギガス
2008 恐竜大陸で見た大型のコンプソグナトス類。実は最初シノサウロプテリクスと
同属だと勘違いしていました。紛らわしい名前です・・・
大変保存状態のいい美しい化石なので、そのままの姿勢でイラストを描こうと見てい
る時にきめたのでした。
羽毛の痕跡だと言われているモノは、首から背中、尾のものが最も長く、胸や前・後
肢にも見られます。ふつう、この痕跡は羽軸のない綿羽のようなものとされています
が、本来綿羽は正羽と正羽のあいだに生えることによって空気の層をつくり、断熱効
果が得られるのであって、綿羽だけ生えてても意味がないのだ。で、私はこの痕跡が
羽毛ならば綿羽ではなく、正羽だと考えることにしました。
そもそも羽毛のようなものが進化するさい最初に発生するのは正羽のような羽だと
思うのだが・・・・
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