恐竜博2005 ギャラリートーク
第3回　恐竜の行動を想像する
最初に真鍋先生による所氏の紹介がありました。 　 ・・・ティラノサウルス(以下「T-REX」と略)は恐竜中の恐竜のように思われ ているが、最近の研究によると案外トリに近いかもしれない。それを裏付ける ような化石も見つかってきている。 そんなことから、日本では酉年、またT-REX記載100周年を記念して、恐竜か らトリに進化する道筋を、この展覧会を通して知っていただきたいと、この展 覧会を作りました。 今日は、漫画家の所十三先生をお招きして45分くらいギャラリートークをお願 いしたいと思います。最後に質疑応答の時間も用意しておりますので、ぜひ 積極的な質問もお願いします。 　所先生は恐竜漫画では「DINO2(ディノディノ) 」や「恐竜博研究」、別のジャ ンルでは「特攻の拓」でファンの方はたくさんいらっしゃいます。そして僕から 見ると憧れの存在で、漫画家で恐竜のことを勉強して、かつそれを作品に作 り上げること、それは研究とか勉強とかいう世界、漫画で表現する世界のいい 所取りをしている、夢のような人だと思ったりするのです。 　所先生とはよく研究会で一緒に勉強している仲で、今、「DINO2」という漫画 の最初の号を壁面に流して映していましたが、T-REXとトリケラトプスの友情、 親子愛という変わった漫画を描かれたのですが、その作品を中心に今日は、 T-REXとか恐竜とか、まあ、漫画家というようなジャンルの中で恐竜に親しみ、 恐竜の生態などを思い切り想像してみるという世界を、今日はお話していただ きたいと思います。それではどうぞよろしくお願いいたします。