装盾類(剣竜、ヨロイ竜)に関するニュース
中国四川省後期ジュラ紀剣竜類皮膚印象化石 7.31.08
?立達、彭光照、舒純康
四川自貢地区晩侏羅世剣竜類皮膚印痕化石新観察
地質通報vol.27 No.7 pp.1049-1053
自貢、沙渓廟層から産出したGigantspinosaurus sichuanensis 皮膚印象化石につ
いて、記載しています。その鱗は大抵5角形で、4角形や6角形のものも少数あるそう
です。小さい鱗がある中に大きい5角・6角の鱗が散在し、大きい鱗は13から14の鱗
に囲まれているそうです。 この印象は前肢の肘部であるそうです。
?立達のサイトから論文ダウンロードできます。
アンキロサウルス科Crchitonsaurus の新種 1.21.08
LU Junchang, JI Qiang, GAO Yubo and LI Zhixin
A new Species of the Ankylosaurid Dinosau Crichitonsaurus (Ankylosauridae:
Ankylosauria)from the Cretaceous of Liaoning Province, China
ACTA GEOLOGICA SINICA(地質学報英文版) Vol.81No.6 pp.883-897
Crichitonsaurus の属名は、「ジュラシックパーク」の原作者、マイケル・クライトンに献名さ
れたものです。この論文では同属の新種C. benxiensis を記載するとともに、Crichitonsaurus
属をアンキロサウルス科に位置づけています。
麗水浙江竜 8.12.07
麗水網 浙江省文化庁 浙江自然博物館ニュース 日本経済新聞
Zhejiangosaurus lishuiensis の報道がいくつか出ています。
この化石は、浙江麗水(Lishui)市聯城(Liancheng)鎮白前村というところで、高速道路の工事中
に発見されたものです。この地域では1976年に同村民の陳国富という者が仏堂山で柑橘類を
植えるのために穴を掘ったところ、骨頭が出土したのが化石発見の始まりで、この時の骨頭は
大腿骨だったようです。
1999年9月8日、麗水市の考古調査チームが高速道路工事地区の調査をしたところ、白前村黄
弄崗で恐竜化石を発見し試掘。さらに2000年3月下旬、浙江自然博物館が佛堂山とも平行して
発掘をすると、竜脚類頚椎骨、肉食恐竜の歯とともにこの恐竜が産出したのだそうです。
ノドサウルス科の新属新種として記載されています。
完模式標本として、8個の椎体からなる仙椎、完全な右腸骨、坐骨近位端、完全な恥骨、左腸
骨部分、完全な両後肢、14個の尾椎骨および部位不明な数個の骨があげられています。
Zhejiangosaurus lishuiensis の報道 11.02.07
人民日報で報道しています。写真があります。
Transactions of the Kansas Academy of Science Contents of Volume 110 (2007) 8.03.07
Skull of the ankylosaur Niobrarasaurus coleii (Ankylosauria: Nodosauridae) from the Smoky
Hill Chalk (Coniacian) of Kansas, p. 1-9. K. Carpenter and Michael J.
Everhart.
頭骨再記載により、吻部はより細長くなっています。
中国浙江省麗水市後期白亜紀産のノドサウルス科恐竜 7.19.07
LU Junchang(呂君昌), JIN Xingsheng, SHENG Yiming, LI Yihong 2007.
New Nodosaurid Dinosaur from the Late Cretaceous of Lishui, Zhejiang Province,
China
ACTA GEOLOGICA SINICA(地質学報英文版) vol.81No.3 pp.344-350
Zhejiangosaurus lishuiensis gen et sp. nov. を記載しています。
属名は浙江+saurus、種小名は完模式標本の産地麗水から。
詳細は後日。
中国新疆ウイグル自治区上部ジュラ系石樹溝層産、初のステゴサウルス類 7.19.07
JIA Chengkai, Catherine A. FOSTER, XU Xing and James M. CLARK 2007.
The First Stegosaur (Dinosauria, Ornithischia) from the Upper Jurassic
Shishugou
Formation of Xinjiang, China
ACTA GEOLOGICA SINICA(地質学報英文版) vol.81No.3 pp.351-356
中国新疆ウイグル自治区ジュンガル盆地の上部ジュラ系石樹溝層から産出したステ
ゴサウルス科恐竜を記載しています。
Jiangjunosaurus junggarensis, gen et sp. nov.
属名Jiangjunは「将軍」+saurus。完模式標本産地近くのさびれた町「将軍廟」から。
種小名は産地が含まれるジュンガル盆地から。
詳細は後日。
スペイン、Soria産出のポラカントス化石 7.18.07
Pereda-Suberbiola, X., Fuentes, C., Meijide, M., Meijide-Fuentes, F., and
Meijide-Fuentes, M., Jr. 2007.
New remains of the ankylosaurian dinosaur Polacanthus from the Lower Cretaceous
of Soria, Spain.
Cretaceous Research. doi: 10.1016/j.cretres.2006.09.001.
Cameros盆地東部Zorralboから産出したPolacanthus化石について。
ヨーロッパで最古の記録(late Hauterivian to basal Barremian)になるそうです。
中国河南省から産出したノドサウルス科恐竜 7.02.07
ポルトガルからステゴサウルス属産出 12.30.06
New Evidence of Shared Dinosaur Across Upper Jurassic Proto-North Atlantic:
Stegosaurus From Portugal.
Escaso, F; Ortega, F.; Dantas, P.; Malafaia, E.; Pimentel, N.L; Pereda-Suberbiola, X.; Sanz,
J.L.; Kullberg, J.C.; Kullberg, M.C.; Barriga, F.
Naturwissenschaften online first DOI:10.1007/s00114-006-0209-8
北米大陸以外で初めて発見された、疑問の余地のないステゴサウルス属としています。
(Stegosaurus cf. ungulatus) この発見は、上部キンメリッジアンから下部チトニアンのポ
ルトガルの地層と北米のモリソン層との同時層準が後期ジュラ紀に、この二つの地域が近
い関係にあったという仮説を補強するとしています。また、この関係は、ニューファンドランド
とイベリア地域に明瞭な回廊があった高い可能性を導く地質構造上の証拠をも補強する。
と共に、ポルトガルのステゴサウルス属の発見と地質構造上の推論から、最上部キンメリッ
ジアンから最下部チトニアンまで(1.48億年かあ1.53億年前)北大西洋の陸地に明瞭な動物
相の接触があったというシナリオをもたらすかもしれないとしています。
ユタで最大、最重量のヨロイ竜発見 5.31.06
Local6.com
ガストニアの3倍、10,000ポンドになるヨロイ竜ということです。動画ニュースもあります。
Salt Lake Tribune ABC4
メキシコ産アンキロサウルス科の皮骨 5.11.06
Ankylosaurid (Dinosauria: Thyreophora) osteoderms from the Upper Cretaceous
Cerro del Pueblo Formation of Coahuila, Mexico
論文ダウンロードできます。
ジェームス・ロス島(南極)産アンキロサウルス類恐竜の再検討 4.03.06
Reappraisal of an ankylosaurian dinosaur from the Upper Cretaceous of
James Ross Island (Antarctica)
Leonardo SALGADO, Zulma GASPARINI
Geodiversitas 28 (1) :119-135.論文
Antarctopelta oliveroi n. gen.,n. sp.,
詳細は後日
装盾類恐竜の骨板の進化と機能 6.21.05
The evolution and function of thyreophoran dinosaur scutes:
implications for plate function in stegosaurs
Russell P. Main, Armand de Ricqles, John R. Horner, and Kevin Padian
Paleobiology: Vol. 31, No. 2, pp. 291?314.
ちょっと前に一般メディアでニュースになった話題の論文です。
骨板は熱交換や性的ディスプレイでなく、仲間の認識のためという
役割が一番妥当としています。
Ankylosaurus magniventris 再記載 8.12.04
パキケファロサウルス類(pachycephalosaurs:鳥盤類:周飾頭類)の頭部組織学
からその一時的構造と頭突き行動が矛盾することが明らかに 5.5.04
モンゴル、ウカー・トルゴッド産のピナコサウルス新標本 2.22.03
A New Specimen of Pinacosaurus grangeri (Dinosauria: Ornithischia) from
the Late Cretaceous of Mongolia: Ontogeny and Phylogeny of Ankylosaurs
ROBERT V. HILL, LAWRENCE M. WITMER, and MARK A. NORELL
American Museum Novitates: No. 3395, pp. 1-29.
Euoplocephalus tutus 頭蓋の再記載 12.22.02
A redescription of the skull of Euoplocephalus tutus (Archosauria: Ornithischia):
a foundation for comparative and systematic studies of ankylosaurian dinosaurs
MATTHEW K. VICKARYOUS and ANTHONY P. RUSSELL
Zoological Journal of the Linnean Society Volume 137 Issue 1 Page 157 -
January 2003
Euoplocephalus は北米白亜紀後期から見つかっているヨロイ竜です。
完模式標本も含め、その後産出した頭蓋により再記載しています。
遼寧省北票から産出したアンキロサウルス類化石 11.10.02
遼寧北票地区一新的甲竜化石
古脊椎動物学報第40巻第3期 pp.276-283
董枝明
北票地区の地層年代とアンキロサウルス類の系統および地理分布を研究
する際に重要な意義をもつとしています。
分類
アンキロサウルス類
科未定
Crichtonsaurus bohlini gen.et sp.nov.(歩氏克氏竜 新属新種)
語源
属名は”ジュラシックパーク”の作者、マイケル・クライトンにちなむ。同映画
の上映により恐竜をポピュラーなものにし、恐竜学研究を推進したということ
のようです。
種小名はスイスの古生物学者、B.Bohlin にちなむ。とりわけ、甘粛省河西
走廊地区のヨロイ竜研究を記念してだそうです。
完模式標本 IVPP V 12745 歯が3本ついた下顎骨
’帰入’標本 IVPP V 12746 2個の頚椎、1個の完全な胴椎と1個の破砕し
た甲片。
LPM-101 頚椎、胴椎の一部、癒合した仙椎とその前の椎棒、1つの関連
した尾椎、肩帯と部分的な前肢、後肢および足、骨甲など
産地と層準
遼寧省北票市下府郷双廟村、孫家湾層底部紫紅色粗砂礫岩層、白亜紀
後期の早期 ただし、その層の中に凸レンズ状になっている灰緑色の砂
泥岩から産出したそうです。地層層位については、別にどのようにして孫
家湾層と判断したか経緯が述べられています。最初化石に付いていた札
ではジュラ紀後期の土城子層となっていたが、それに疑問を抱いた董枝明
は2001年5月と6月に現地を踏査し、GPSで経緯を測定した結果を1967年
に出版された朝陽地区の1/30万地質図で確認しています。
特徴(何とか意味がとれるもののみ抜粋)
中程度の大きさのアンキロサウルス類で、体長は約3m。下顎骨は低く、
外側に覆っている骨甲はない。歯は比較的小さく、歯冠は対象形、両側に
4-5の小歯がある。頚椎椎体は短く、前関節面は平ら、後関節面は比較
的深い。胴椎椎体はおよそ前後関節面とも平ら、神経弓は比較的高く、神
経棘は板状で先端は膨大していない。仙椎は4個が癒合している。尾の前
部椎体は短く、長い横突起がある。後部椎体は癒合してコン棒状になって
いる。両側に対称形に配列された膜質骨板がある。肩甲骨と烏口骨は癒
合していない。膜質骨甲の形は多様。頚骨と骨甲は癒合し半環状をなす。
参考 中国恐竜網
なお、2000年に、董枝明によりクライトンにちなむヨロイ竜命名
Bienosaurus crichtonii という話がありました。が、結局流れて
Bienosaurus lufengensis となり、2001年7月に発行されたフィリップ・カリー
のための論文集”Mesozoic Vertebrate Life "中で記載されています。
このとき、クライトンに献名できなかったので、別のヨロイ竜に命名したので
しょうか。
アイルランドから初の恐竜化石 11.25.01
DinosaurML によると、アイルランド北部の海岸、下部ジュラ系の泥岩か
ら恐竜化石が出ているそうです。Roger Byrne というアマチュアコレクターが
発見したもの。20年以上前に大腿骨近位端を発見。より最近、同じサイトか
ら、大腿骨近位骨幹、スケリドサウルスのものと思われる、5角形の皮骨板
が発見されているそうです。
これらは現在アルスター博物館で展示され、論文の準備もされているそうで
す。
中国下部白亜系からの新しいアンキロサウルス科恐竜11.22.01
A new ankylosaurid (Dinosauria: Ankylosauria) from the Lower Cretaceous of China,
with comments on ankylosaurian relationships
Matthew K. Vickaryous, Anthony P. Russell, Philip J. Currie, and Xi-Jin
Zhao(趙喜進)
Canadian Journal of Earth Sciences 38: 1767-1780
中国アラシャン砂漠で中国ソヴィエト共同遠征(1959-1960) 中の発掘によ
り、大型の、実質上完全なアンキロサウルス類骨格が採集された。
Gobisaurus domoculus gen. et sp. nov. はShamosaurus scutatus に
ごく近縁であるが、癒合しないで底翼状骨-翼状骨が接している点、長く伸
びた鋤骨の前顎骨突起を有する点で異なっている。頭部より後部の資料な
しに決定的な分類上の位置付けを行うのは難しいが、予備的な系統分析で
は、Gobisaurus はShamosaurus の姉妹群として位置付けられ、アンキロ
サウルス亜科のいくつか連続する外群の一つとして集束する。
内蒙古自治区で、最も保存のよいアンキロサウルス類化石発見11.09.01
阿拉善(アラシャン)左旗、罕鳥拉(ハンウラー)で発見されたもの。蒙古
自治区地質学会地層古生物研究中心の譚琳によると、1個の完全な頭骨、1
対の大腿骨、1個の尺骨、1個の肩甲骨、2個の脛骨、2個の脊椎骨と若干の
尾椎骨、肋骨と不定形の甲片などが産出されたそうです。
推定体長8-9m、体高2m。新属の可能性が高い。
暫定的に罕鳥拉竜(Hanwulosaurus)と呼ぶそうです。
新華社
リャオニンゴサウルスのディテール8.06.01
遼寧省義県層から発見されたヨロイ竜、リャオニンゴサウルスについて、
Mickey MortimerがDinosaurMLにポストしています。
私もまだ読んでいないのですが、大いに興味をひかれますね。
英スカイ島で発見された最古の剣竜化石8.03.01
ニール・クラーク博士と剣竜化石は、金子隆一氏のイギリス恐竜紀行(ディノプ
レス第4号。写真はパンテオンにもあり)で紹介されています。
発見は1977年でしたが、その後長く正体がわからなかったものです。同博士に
より記載されました。論文が入手できましたら概要をお知らせします。
Clark NDL. 2001. A thyreophoran dinosaur from the Early Bajocian
(Middle Jurassic) of the Isle of Skye, Scotland.
SCOTTISH JOURNAL OF GEOLOGY. 37: 19-26, Part 1
参考:地質学協会(スコットランド) グラスゴー大プレスリリース1999年
ニール・クラーク博士のページ
中国遼寧省義県層から曲竜類幼体7.30.01
short communication: A juvenile ankylosaur from China
Naturwissenschaften Vol.88 Issue7(2001) pp297-300.
徐星、汪筱林、Hai-Lu You(IVPP)
遼寧省義県層から新属新種としてLiaoningosaurus paradoxus gen. et sp. nov.
が報告されています。
非常によく保存された幼体で、DinosaurMLによると、体長34cm以下だそうです。
腹部を覆う甲羅のような大きい骨質の装甲板があり、このような構造は恐竜では
初めてのものだそうです。
アンキロサウルス科とは異なった特徴が多く、分岐分析ではその姉妹科にあた
るノドサウルス科に置いています。
曲竜類の2つの科の中間的な位置にあることから、曲竜類の単系を支持すると
しています。
この発見は最小の曲竜類標本であるとともにアジアで最初の完全なノドサウル
ス科標本であるとしています。
タイでステゴサウルス類化石 3.06.01
DinosaurMLによると、タイのジュラ紀後期Phu Kradung 層からステゴサウルス
脊椎骨が出土したようです。
Buffetaut, E., Suteethorn, V., and Tong, H. 2001.
The first thyreophoran dinosaur from southeast Asia: a stegosaur vertebra
from the Late Jurassic Phu Kradung Formation of Thailand.
Neues Jahrbuch fur Geologie und Palaontologie Monatshefte 2001(2): 95-102.
Tree of Life の Ankylosauria ページ1.3.01
12月22日付けでケネス・カーペンターが掲載しています。アンキロサウルス類の
理解のためには見逃せないページでしょう。
マイケル・クライトンにちなむ装盾類の祖先、命名へ11.17.00
ノースカロライナ自然史博物館(心臓化石のWilloがある)ニュースです。
現在、同博物館では特別展"Dinosaurs
of Jurassic Park " を開催してい
ます。その中のセレモニーで董枝明が明らかにしたもの。
董枝明はクライトンに頭骨のキャストを贈呈したそうです。それは1月15日ま
ではこの特別展で展示されます。
肝心の恐竜はジュラ紀前期、約1億8千万年前のもので、雲南省禄豊(ルー
フェン)で発見された最古の装盾類の祖先と信じられるものだそうです。
1938年にDr. M.N. Bien により採集されましたが、これまで新種と認識され
ていませんでした。
董枝明によると不完全な下顎と頭骨断片が発見されています。彼によれば
体長約90cm、頬にもよろいがあり、独特の小さい葉のような形をした湾曲し
た歯列をしているそうです。
2足歩行で、他の原始的な装盾類スクテロサウルス(アリゾナ産)、スケリド
サウルス(英国)、ターティサウルス(中国)と類縁関係があるそうです。
一応ここでは表題を「装盾類」としましたが、ニュースでは董枝明が「クライト
ンのアンキロサウルス」と言ったという文があります。ということはアンキロサ
ウルス科の祖先と考えているのでしょう。
で、その最も肝心の名前はというと、MSNBCニュースによてば、
Bienosaurus crichtonii となるようです。属名はDr. M.N. Bienにちなみ、
種名はクライトンにということですね。正式には、来年夏インディアナ大で
出版予定の本"Mesozoic Vertebrate Life"中で記載され、学名が確定
するそうです。待ち遠しいことです。
蛇足:ジュラシックパークがらみの恐竜名は、やはり董枝明によりティアン
キサウルス(テンチサウルス) Tianchisaurus nedegoapeferima が命名さ
れています。
これは、金子隆一氏の「覇者・恐竜の進化戦略」に出ているようにスピル
バーグのIVPPに対する2万5千ドル寄付の見かえりだそうですが、奇しくも
これもアンキロサウルス科。ドンさんはジュラシックパークと聞くとアンキロ
サウルスを連想するのでしょうか。
蛇足2:金子隆一氏に心当たりがあるかどうか確認したところ、5年ほど前
顎の骨を見たことがあるとのことです。
ノースカロライナ自然史博物館ニュース
CNNニュース MSNBCニュース
参考:マイケル・クライトン オフィシャルサイト
富山県大山町で発見されたアンキロサウルス類化石については
ここをクリックしてください。
ガストニアのニュース10.23.99
SVP総会発表もののニュースです。本来の発表は
ユタで発見された4種の鎧竜の紹介ですが、ここでは
ガストニアに絞って紹介しています。
ディスカバリーオンライン
東ユタ大有史前博物館
スコットランド・スカイ島から最古のステゴサウルス9.12.99
1977年5月、エジンバラ在住のColin Aitken( 37)は休日を妻と3人
の子どもと共にスコットランド北部のスカイ島の海岸でキャンプをして
過ごしていました。そこで彼は子どもに化石さがしをさせたそうです。
その海岸の岩は'94年以来化石が出るので有名だったそうです。
彼らが疲れて黄色い砂岩に座り込んだところに長さ25cmほどの黒い
骨の化石があったそうです。
岩は掘り出すには大きかったので、一家は一旦エジンバラに帰り、
スカイ島の博物館に連絡して戻ったのですが、その時には骨は持ち
去られていました。しかし、残余はあり、それはこれまで知られていな
い恐竜の肘関節の部分、橈骨、尺骨であることがわかりました。
ハンテリアン博物館のキュレーター、Neil Clarkが18か月間研究した
結果、これはこれまで知られていなかった1億7千5百万年前のステゴ
サウルス類の最古の化石であることが判明しました。この頃のスカイ
島は、まだ北米大陸につながっていたそうです。アメリカではワイオミ
ング周辺で足跡化石は発見されていますが、この頃の骨化石は未発
見だそうです。Clarkによれば、このステゴサウルス類は全長4m、体高
1.5mほどで、この類では少し小さい方だそうです。
BBCニュース
タイムズ
グラスゴー大学プレスリリース
参考:ハンテリアン博物館 '94年スカイ島で発見の竜脚類について
Scottish
Dinosaurs
これまでで最大のヨロイ竜発見、クリーブランド博で発表4.27.99
James Kirklandの発表で、ユタのボーンサイトで各々30フィート(10m)
以上のアフリカゾウより大きいアンキロサウルスや、ノドサウルスが
発見されたそうです。
化石は2つの不完全な頭骨や肋骨、一掴みの装甲、アンキロサウルス
のいくつかの脊椎骨及び、ノドサウルスの肩のとげとより小さい数ダース
の骨を含んでいます。
アンキロサウルス、ノドサウルスは共にジュラ紀にアジアから北米に
一時的な地峡を渡ってきたと信じられていました。
デンバー自然史博物館のケネス・カーペンターは、アンキロサウルスの
発見は地峡の存在を2千万年前から1億1千万年前に遡らせると、述べ
ています。
一方、ペンシルバニア州立博物館のロバート・サリバン−彼は最近、
SVP(古脊椎動物学協会)の機関誌(JVP)にニューメキシコで発見され
たアンキロサウルス科の新属新種Nodocephalosaurus Kirtlandensis
の記載論文を発表したばかりです。これはアジアで発見されたサイカニ
アやタルキアに非常に近い種類とされています−は、ほかの種類より
殆ど50%も大きいアンキロサウルスは、恐竜の科が今まで考えられてい
たよりも複雑であることを示す。しかし、記載が入手できるまで評価は困
難だと、述べています。
化石は5月23日までクリーブランド自然史博物館で開催中のThe Lost
World: Jurassic Park特別展で展示されます。また、ユタ州プライスの東
ユタ有史前博物館でキャストは保管されています。
いずれにしても正式な記載が待たれます。
ヤフーニュースライン
CNNニュース
ABCニュース(発表の様子頭骨写真あり)
ABCニュース(関連ニュース)
ABCニュース(関連ニュース)
参考:Dinosaur
Web
クリーブランド自然史博物館The
Lost World: Jurassic Park
(5月23日まで開催)
熊本県御船町でよろい竜の歯化石発見1.12.99
御船町教委は同町田代で約9千万年前のよろい竜の歯を1本発見と
発表しました。抜け落ちたものと考えられています。全長約7ミリ、幅約
5ミリ。歯根部分が欠けているので、完全な状態なら約15ミリと推定され
るとのこと。摩耗状況から右側の上か下の歯と考えられるそうです。
同町恐竜博物館に1月15日から2月28日まで展示されます。
国内のよろい竜歯化石の発見は北海道に続き2例目。
西日本新聞
御船の恐竜
参考:毎日新聞北海道で発見されたよろい竜のニュース('96年1月23日)

ガーゴイレオサウルスも登場6.29.98改
羽毛恐竜の陰にかくれていますが、同じネイチャーに
Gargoyleosaurus parkpini gen. et sp. nov.,のリポートが
掲載されています。ジュラ紀のアンキロサウルス科の恐竜で、
私は一昨年、デンバー自然史博物館でケネス・カーペンターに
頭骨を見せてもらいました(といっても説明を受けたわけではあ
りませんが)。
属名の由来は、印象がガーゴイル(パリのノートルダム寺院の
屋根に乗っている怪物)に似ているところからです。
種名は、発見者のJ.ParkerとT.Pinegerにちなんでいます。
カーペンター、C Miles & K Cloward の共同執筆で、アンキロサ
ウルス科で最も原始的な恐竜として紹介しています。ワイオミン
グのジュラ紀後期のモリソン累層で出土したもので、後期白亜紀の
アンキロサウルスのもつ特徴を既に備えています。(頭骨及び下顎
骨表面に被甲骨が融合、頭骨の眼窩後方及び上部側頭部の2カ
所の開口部の閉鎖)、
ノドサウルス科とアンキロサウルス科に共通の特徴を持っており、
これは、曲竜類が単一の祖先から派生したという説の裏付けとなる。
と、しています。
参考:ガーゴイレオサウルスの写真3点 斜め正面から、もっと斜めから、側面(ややブレ・露出不足)